202039日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2020』でオープン戦に出場した東京ヤクルトスワローズの嶋基弘について横浜で監督をしていた大矢明彦、元横浜の野村弘樹、中日で監督をしていた谷繁元信がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。

 

アナ 37日の試合ではロッテに敗れはしましたが、楽天から移籍してきた嶋基弘選手が盗塁を刺すなど頑張ってましたよね。

 

野村 移籍1年目でリーグも変わってというところで頑張らなきゃいけないという気持ちもあると思うんですよね。谷繁さん、キャッチャーとして移籍してきた年というのはどんな感じなんですか?

 

谷繁 ピッチャーからの信頼を早く得たいというのを思いながらやってました。

 

野村 なるほど。そこはやっぱり大事?

 

谷繁 そうですね。

 

野村 大矢さん、嶋はリードで石川をうまく操っていたように見えたんですけど。

 

大矢 そうですね。まあ、ベテランピッチャーなんで探りながらという形になっていくと思うんですけども。今日は3回表にランナーが溜まった場面があったんですけど、カットボールでショートゴロゲッツーを打たせたんですよね。

 

野村 はい。

 

大矢 これが僕にとっては結構新鮮でした。普通だと外に逃げてくシンカーで引っかけさせてゴロを打たせるというのがあるんですけど、カットボール気味でインサイドにボールを突っ込んでいってショートゴロを打たせたのは、逆に石川にとって「こういう打たせ方もあるんだ」という発見があったと思う。収穫だと思いますね。

 

野村 なるほど。谷繁さん、この配球をどう見ましたか?

 

谷繁 去年まで中村悠平がメインでマスクを被って石川と組んでたんですけど、こうやって違う配球を探させてくれるというはスゴく大事だと思うんですよ。

 

野村 うんうん。

 

谷繁 僕も同じ打者との対戦が増えてくるんで、どっかで違うことをやっていかないと、そのピッチャーがもう1年もう2年と伸びていかないと思っていたんで、どうしても違う配球を混ぜていましたね。

 

野村 ある意味、新しい血じゃないですけど、違った形の抑え方が見えたっていう印象ですかね。

 

谷繁 はい。

 

 

以上です。

チームに新しい風が入っています。
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