2020年8月13日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.埼玉西武ライオンズ戦で3連勝したものの、3回KOとなった東北楽天ゴールデンイーグルスの先発の松井裕樹について元横浜の高木豊、元巨人の斎藤雅樹、元阪神ダイエーの池田親興がタレントの稲村亜美と共に語っています。
今季0勝1敗 防御率5.94(8/14の試合終了時点)
1軍復帰2戦目も先発で機能せず・・・
稲村 楽天が西武に3連勝です。
高木 はい。その中で松井裕樹が1軍に復帰しての先発2戦目でした。雅樹さん、松井裕樹には先発の資質があるのかどうかっていう。
斎藤 まず先発をやるには球数を放れないといけませんからね。
高木 そうですよね。
斎藤 そしてまだリズムというか、まだ間が分かっていないという感じですよね。
高木 抑えをやってる時というのは躍動感がもっとあったと思うんですよ。
斎藤 はい。まあ、それを最初から出してしまうとイニングを投げれないというのが自分の中であると思うんですよ。
高木 うーん。
斎藤 だから波ですよね。力を入れるところと抜くところの波を上手く制御できると抑えられるんじゃないかなと。
高木 なるほど。まだそこら辺が分かっていないと。
斎藤 はい。
高木 池田さんは松井をどう見てますか?
池田 まだ結果を出せていないんで、最初から全てを考えてしまうと難しいと思うんですよ。
高木 はい。
池田 それと後ろでやっていたピッチャーなので、球数を使ってでも抑えようとするクセがあると思うんですよ。だからまず松井自身の考え方としてはオープナーの感覚で行けばいいんじゃないかなと思いますね。
高木 なるほど。
池田 球数が少なかったら、そこで球数をかけて抑えてみたりしてペースを作るとか。そんな感じでやっていかないと、どこまでの我慢かっていう部分では先発しているので、ベンチの判断も難しくなりますよね。
高木 そうですよね。松井自身も覚えていかないといけないし、ベンチもオープナーとかショートスターターとかを工夫してやっていかないといけないですよね。
以上です。
抑えの資質を見込んでいたデーブの慧眼。