2020年8月27日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.阪神タイガース戦でサンズに2被弾の中日ドラゴンズの柳裕也と木下拓哉のバッテリーの配球ミスについて元横浜の高木豊と元ロッテの里崎智也がタレントの稲村亜美と共に語っています。
稲村 阪神が中日に3連勝です。里崎さん、この試合の熱視線はどこになりますか?
里崎 やはり中日が2点リードで迎えた4回裏の柳vsサンズの場面ですよね。
稲村 はい。
里崎 柳はサンズまでは素晴らしいピッチングで5者連続三振を取るなど、コントロールも球速も完璧な投球をしていたんですね。
高木 なるほど。
里崎 そこでサンズにストレートを2球投げて2ボールになるんですけど、次の3球目にド真ん中のストレートはちょっとね。しかも3球連続ストレートを続けたのは、サンズに対してちょっと安易だったかなと。(※3球目に逆転3ラン)
高木 うんうん。
里崎 しかも火曜日(8/25)の試合でサンズはストレート系を打って4打数2安打でした。そして昨日(8/26)も含めて変化球系やツーシームでは打ち取れてるというところでストレートを3球続けてしまった。そしてサンズの2打席連続となる6回裏のホームランの打席では3ボール2ストライクというカウントでド真ん中にカットボールを投げちゃったんですよね。
高木 はい。
里崎 サンズには何故か甘く投げてしまうというところの1球の怖さを知った。これで試合の明暗が付いたかなという試合展開でしたね。
高木 1発目の3球ストレートを続けたというのは、3球続けて裏をかいたつもりだったんですかね?
里崎 でも2ボールで外国人が変化球を待つってね。
高木 あんまないよね。
里崎 あんまないですし、この3連戦でサンズが打ってるのはほぼストレートなんです。そして変化球とかツーシームが打ててないんで、3連戦を線で考えた時にあの3球連続ストレートは若干ミスチョイスかなという気がしますね。
高木 なるほどね。
以上です。