2020年8月30日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.横浜DeNAベイスターズ戦で満塁弾を含む4安打猛打賞の活躍をした東京ヤクルトスワローズの山田哲人について、そして先発で7勝目を飾った小川泰弘について元日ハムの岩本勉、元中日巨人の井端弘和、横浜で監督をしていた大矢明彦がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。
山田のヒーローインタビューの一部
山田 久しぶりのいいバッティングができたので、ホッとしてます。ランナーを返すという気持ちよりも、とにかくその打席で自分のスイングをすればいい結果に繋がるかなと思ってフルスイングしました。シーズン残りの半分の試合でこういう試合ができたらなと思ってます。
山田を語る
2打席目 ライトホームラン(打点4)
3打席目 ライトフライ
4打席目 レフト前ヒット(打点1)
5打席目 レフト前ヒット
5打点の活躍!
アナ ヤクルトがリードを守り切ってDeNAに勝利しました。大矢さん、この試合の熱視線はどちらになりますか?
大矢 やっぱり山田の満塁ホームランでしょうね。
アナ そうですよね。
大矢 はい。今日の山田は1打席目と2打席目でアウトコースへのカウント球をしっかりと踏み込んでいたんですよね。2打席目の満塁ホームランの打席でもそうなんですけど、ライトに飛ばしにかかってるような踏み込みがあって、そしてあそこまで飛んでいって、もう自分の思い通りのバッティングができたと思うんですよね。今日は山田の5打点があったんで先発の小川も楽に投げれたと思うんですよね。
アナ はい。
大矢 非常に山田らしいバッティングを見れましたよね。そしてあとのレフトの方に打ったヒットは、それまでにアウトコース中心の配球だったので、今度は引っ張りやすいボールが来るだろうというバッターボックスでの読みがしっかりできて、状態が良くなった人のバッティングだなっていう、そういう今日の内容でしたね。
アナ なるほど。山田選手が大活躍の内容でした。
小川について
今季7勝2敗 防御率3.27(8/30の試合終了時点)
ゴロの山を築く!
アナ さあ、そしてもう1つの熱視線をお願いします。
大矢 もう1つは小川ですね。点は取られましたけど、よく踏ん張りましたよね。
アナ はい。
大矢 そしてその中で今日は小川のゴロを打たせるストレート系のツーシームやフォーク、そしてシュートで、左バッターが特にそうだったんですけど、ゴロを打たせていたんですよね。それがそんなに相手に得点を与えなかった一番のポイントだったと思いますね。
アナ なるほど。
大矢 5回裏のソトのゲッツーなんかだと初球のシュートなんかもそうなんですけど、今年は困った時のシュートを上手く投げていますよね。これが安定したピッチングの内容に繋がっていると思いますね。
岩本 なるほど。井端さん、連敗を止めてくれるエースについてはいかがですか?
井端 ありがたいですよね。今季は横浜を相手にノーヒットノーランもやってますし、自信を持って投げられているんだと思いますね。その中でチームが連敗中だった事もあり、違った緊張感があった登板だったと思いますので、本当にコーナーを突いたいい投球をしたと思いますね。
岩本 彼のいいところは立ち上がりで、その後も5回6回ぐらいでも姿が変わりにくいところですよね。
井端 そうですね。そんな中でピンチの場面では気合いの入っている姿もあったんで、やっぱりさすがはエースだなという投球だったと思います。
以上です。