2020年9月6日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.千葉ロッテマリーンズ戦でカード3連敗を喫した福岡ソフトバンクホークス。相性の悪いロッテに対してどのようにして戦うかについて元横浜の斎藤明雄、元中日巨人の井端弘和、元日ハムの岩本勉がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。
アナ ソフトバンクはロッテとの首位攻防3連戦で3連敗。そしてロッテ戦では5連敗となりました。岩本さん、いかがでしょうか?
岩本 明雄さん、これソフトバンクから見てロッテに3勝8敗とシーズン半ばなのに既に大きく負け越してるんですよね。
斎藤 そうなんですよね。打ち負けてたりはないんですけど、私は守り負けてると思います。
岩本 うーん。
斎藤 無駄にフォアボールが多いんですよ。
オリ 18試合 四死球70
楽天 12試合 四死球61
日ハム 15試合 四死球51
西武 11試合 四死球48
合計 67試合 四死球312
斎藤 今日の試合を入れて12試合で82個の四死球。5球団に対して一番多いんですよね。
岩本 はいはい。
斎藤 だから常に負け越していると思うんですよね。ソフトバンクにとっては調子は悪くないかもしれないけど、打線に上手く攻略されているなという感じですよね。
岩本 なるほど。井端さん、これソフトバンクから見てロッテ戦は去年は8勝17敗とかなりコテンパンにやられてるんですね。
井端 はい。
岩本 これどうしましょ。明雄さんはフォアボールの数を指摘されましたけども。
井端 そうですね。多分バッターも対戦成績からちょっと余裕を持って打席に立ってるんで、ボールをよく見えているというかね、ストライクとボールの見極めもよく出来ているだろうし。
岩本 なるほど。
井端 多分「次はインコースに突っ込んでくるんじゃないか」とかそういう読みも当たってきてると思いますので、やっぱりキャッチャーがしつこく続けるとか、ちょっと違ったリードをしていかないと、なかなかロッテ打線を抑えられないんじゃないのかなと思いますし。
岩本 はいはい。
井端 今日も3安打で4点取られるという事はロッテ打線はかなり余裕を持ってやってるんじゃないかなと思いますけどね。
岩本 なるほど。そのゆとりの差が結果にも顕著に表れてるんですかね。
井端 出てると思いますね。
岩本 今後のホークスとマリーンズの戦いを見ても9月末にZOZO、10月にはPayPayドームがあります。
10/9~11 PayPayドーム3連戦
10/27~29 PayPayドーム3連戦
11/3~5 ZOZOマリン3連戦
今季SBの3勝8敗1分(9/5の試合終了時点)
岩本 このカードでホークスはどうやってマリーンズを倒していくかですよね。
アナ 岩本さんがアドバイスするとしたら何かありますか?
岩本 やっぱり相性が存在すると思いますので、それを一度忘れましょうぐらいのミーティングで頭の中をクリアにする。まあ、言うのは簡単なんですけど、誰かムードメーカー的なコーチの方が抜本的な作戦などを立てるのがいいのかもしれませんね。
アナ なるほど。この流れを早く止めたいですよね。
岩本 そうですね。
以上です。