2020年10月4日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.阪神タイガース戦で序盤の3回裏にいきなり無死満塁のピンチでリリーフ登板し、見事な火消しで勝利に貢献した読売ジャイアンツの大江竜聖のピッチングについて元横浜の高木豊、元日ハムの岩本勉、楽天で監督をしていた田尾安志がフジアナウンサーの杉村千尋と共に語っています。
32試合3勝0敗7H 防御率2.28(10/4時点)
無死満塁から見事な火消し!
アナ 巨人が阪神に快勝しました。田尾さん、この試合で気になった場面はありますか?
田尾 今日のゲームを左右したのは3回裏の無死満塁のピンチでリリーフした大江ですね。
アナ はい。
田尾 先発の戸郷がフォアボール3つ続けて押し出しを与えて、その後のノーアウト満塁という場面でボーア、原口、小幡を完璧に抑えました。
岩本 はい。
田尾 ボーアの場面では内野手が後ろに守ってましたから、とにかく前にゴロが飛べば1点入ったという場面でね。
岩本 はい。
田尾 そこでゴロを打たせずに三振で打ち取ったというのが素晴らしかったですよね。
アナ その大江投手のコメントを紹介させていただきます。「ずっと戸郷がローテーションを守って頑張っていたので、何とか無失点でカバーしてあげたかった」と後輩への気持ちが結果に繋がったんですかねぇ。
岩本 豊さん、投げっぷりを見たいたら、満塁でストライクからボールになる球をしっかりと腕を振って投げてるんですよ。
高木 本当にそうですよね。あの度胸の良さですよね。あとリリーフで出たのが序盤の3回で早めの登板で難しかったと思うんですよ。でもよく抑えましたよね。
岩本 ですよね。この満塁で物怖じせずに腕を振り切って自分の持ち味を出したところで結果が結び付いたのかなと思いますよね。
高木 そうですよね。だから戸郷は本当に大江に感謝しないと。
岩本 そうですね(笑)
高木 ここで打たれたら防御率が跳ね上がるんでね。
以上です。