2020年10月10日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.中日ドラゴンズ戦で先発し、7回無失点の好投で3勝目を飾った読売ジャイアンツの畠世周のピッチングについて元巨人の斎藤雅樹と横浜で監督をしていた大矢明彦がフリーアナウンサーの梅田淳と共に語っています。

 

畠のヒーローインタビューの一部

 後藤コーチにバッティングを教えていただいていたんで、結果が出て嬉しいです。1点援護してもらったんで、その回の裏は何とか0点でいこうと思い切っていきました。7回まで投げることができて、やっと先発ピッチャーらしいことが出来たんじゃないかなと思います。

 

 

畠を語る

この日の畠の投球内容
7回119球 被安打5 奪三振2 四球3 失点0
今季3勝3敗 防御率3.16(10/10の試合終了時点)
7回無失点で堂々のピッチング!

 

アナ 巨人が中日に勝利し、優勝マジックを減らしました。雅樹さん、この試合の熱視線はどこでしょうか?

 

斎藤 やっぱり畠ですよね。

 

アナ はい。

 

斎藤 畠は序盤良くなかったんですよ。制球が安定しないで2ストライクからフォアボールを出したりで、あんまり良くないなと見てたんですけど、中日の先発ロドリゲスが良かったんで、それに感化されて自分の調子も上がっていった感じですよね。

 

アナ なるほど。

 

斎藤 それで自分のテンポが良くなっていくんですよ。

 

アナ まあ、エース対決でスゴい投手戦があったりしますが、やっぱり相手のピッチャーによって自分の投球が良くなっていくというのはあるんですか?

 

斎藤 もちろんありますね。そして5回に援護点をいっぱいもらって、その後から自分のテンポで投げれるようになったと。

 

アナ はい。大矢さん、畠は尻上がりに良くなっていきました。

 

大矢 そうですね。畠はジャイアンツのローテーションでは割と空いてるところにハメ込んで投げさせているピッチャーなんですけどね。

 

アナ はい。

 

大矢 斎藤さんが言うように、相手ピッチャーがいいと自分でも「負けないぞ」という気持ちで投げないと、なかなか次のチャンスが掴めなくなっちゃうんですよね。

 

アナ なるほど。

 

大矢 今日は先発として我慢比べのような投げ合いだったんですけど、これはロドリゲスよりも畠の方が粘り勝ちだったなと。非常に内容のある勝ちだったと思いますね。

 

アナ その内容のある勝ちというのが重要ですね。雅樹さん、精神的なレベルアップというか。

 

斎藤 やっぱり彼の場合はドンドン結果を出さないといけないので、これでドンドン自信を深めていくと思いますよね。

 

 

以上です。

これぐらい出来るピッチャーですよね。
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