2021年3月1日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2020』でキャンプも終了し練習試合でも好調だった東北楽天ゴールデンイーグルスの2年目・黒川史陽について横浜で監督をしていた大矢明彦と中日で監督をしていた谷繁元信がフジテレビアナウンサーの黒瀬翔生と共に語っています。

 

黒川史陽
2001年4月17日生 182cm 86kg 右投左打
智辯和歌山高校―楽天(2019年ドラ2)
実戦打率.389 3試合連続打点!(3/1時点)

 

アナ 田中投手の練習試合登板もありましたが、イーグルスの打線では2年目の黒川選手がここまで結果を残しています。谷繁さん、黒川選手はいかがでしょう?

 

谷繁 キャンプ中継をテレビで見て、選手名鑑を片手にチェックしてた選手なんですけど、ポジションがセカンドじゃないですか。

 

アナ そうですね。

 

谷繁 でもセカンドには浅村がいるんですよ。だから今はファーストに銀次が入ってるんで、その銀次の状態だったり、浅村がDHに入る場合とか、そういう兼ね合いでこの黒川が試合に出てくれれば面白い存在だなと思うんですよ。

 

アナ うんうん。

 

谷繁 それで智辯和歌山から入団してまだ2年目ですからね。センスもいいですし、スゴく楽しみですよ。

 

アナ はい。特に注目しているところはどこになりますか?

 

谷繁 バッティングはしぶとさみたいなものを持ってますし、守備も無難にこなせる選手ですしね。

 

アナ なるほど。大矢さんはこの黒川選手をはどのように見ていますか?

 

大矢 しなやかですね。引っ張りも出来るし、逆方向にも打っていたんですけど、これは若手にはスゴく大事な要素なんですよね。バットの芯で捉えるということは高卒2年目ではなかなか簡単に出来ないですしね。バットの扱いに器用さがある、バットの出に素直さがある。高卒2年目にしてはそういうしたたかな技術がありますね。

 

アナ ほぉー。そういう味のあるバッティングが今後も出てくればイーグルス打線にも厚みが出そうですね。

 

大矢 はい。

 

 

以上です。

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