2021年4月8日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.広島カープ戦で今季2戦目の先発登板でプロ初勝利を飾った東京ヤクルトスワローズの奥川恭伸の投球について元横浜の高木豊、元ヤクルト広島の笘篠賢治、横浜で監督をしていた大矢明彦がフリーアナウンサーの黒澤詩音と共に語っています。

 

奥川のヒーローインタビューの一部

奥川 初回に打たれはしましたけど、野手の皆さんにたくさん点を取っていただいて、こうして初勝利を上げることができて、嬉しい気持ちでいっぱいです。5回のような投球をこれからも出していけるように今後も頑張っていきたいと思います。

 

 

奥川を語る

この日の奥川の投球内容
5回84球 被安打10 奪三振4 四球0 失点5
プロ初勝利!

 

アナ ヤクルトが広島に打ち勝ち奥川投手が2年目でプロ初勝利をあげました。大矢さん、この試合のポイントはどうでしょう?

 

大矢 どうでしょうね、、、。やっぱり点を取ってもらったから良かったよね。

 

高木 初回に4点取られて、すぐ裏に4点取り返してね。

 

大矢 普通だったら一方的に負けてもおかしくないような立ち上がりでしたからね。まあ、勝たせてもらったというゲームでしたね。

 

高木 よくベンチは我慢しましたよね。

 

大矢 うんうん。まあ、初回で代えるわけにはいかないというのがあったしね。それと野手が点を取ってくれたのもあったんでね。

 

高木 はい。

 

大矢 まあ、でも初回なんかは何点取られるんだろうなっていう感じだったと思うんですけどね。

 

高木 そうでしたね。

 

大矢 フォークも松山に対応されて空振りしないですもんね。正直言って、初回なんかは何でこんなに打たれるんだろうっていう感じだったと思うんですよね。

 

高木 はい。

 

大矢 このフォークが打たれてるということは球道が見えているという事なんですよ。

 

高木 なるほど。

 

アナ 奥川投手に勝ちを付けた打線が良かったですよね。

 

大矢 そうですね。奥川の最後の5イニング目のピッチングがやはり気持ちがかなり入っていたんですよね。5回で勝利投手がどうのこうのというよりも、このイニングのリリースする指の力みたいなものがスゴく感じられたんですよね。

 

高木 うんうん。

 

大矢 やっぱりプロ野球のピッチャーの場合、狙ったところに投げるコントロールがまず必要なんですけど、どのボールを投げてどうバッターを打ち取るかっていう気持ちが加わってくると、もっとピッチャーらしくなる。1球投げるボールの目的意識がハッキリ出てくると思うんでね。

 

高木 なるほどね。

 

大矢 そうすればもっといいピッチャーになれると思います。

 

 

以上です。

打線に助けられた初勝利ですね。
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