2021年5月21日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.中日ドラゴンズ戦の同点の9回裏に登板した読売ジャイアンツのデラロサについて元横浜の斎藤明雄と元横浜の野村弘樹が語っています。
今季7試合0勝0敗5S 防御率0.00(5/21の試合終了時点)
野村 中日との試合は引き分けで終わったんですけど、気になったのが巨人のデラロサです。同点の最終回という場面でマウンドに上がってピシャっといってくれれば良かったというところなんですが。明雄さんはこのデラロサをどう見られました?
斎藤 まあ、4月14日以来の登板で、やっぱり1軍の公式戦というのは雰囲気も違いますからね。投げたのは阿部とその後の送りバントをした三ツ俣なんですけど、先頭の阿部に対して2球で2ストライクに追い込んで、3球目にキャッチャーは勝負球を要求せずにボール球を要求しているのに、そこにストライクを投げ込んでヒットにされてるんですよ。
野村 これ2ナッシングでしたからね。
斎藤 それも同じ球種を3球続けてたんですけど、そのキャッチャーの意図をデラロサがどう感じたかですね。3球で勝負にいってるのか、それともボールを挟んでデラロサの自信のあるボールを投げようとキャッチャーがサインを出してくるという、先を考えないといけない場面だと思いましたね。
野村 うーん。まあ、今日のデラロサを見る限り先頭に打たれて、バントを決められて、次のバッターのところで原監督はスパッと代えましたよね。
斎藤 そうですね。
野村 信頼というのは今日見る限りはまだ感じない采配でしたよね。
斎藤 うん。今日はスライダー3球と送りバントの1球で4球してか投げてないんだけど、ベンチの原監督から見ると「代えた方がいいな」という判断での降板だと思いますね。
野村 うーん。
斎藤 だからいい判断だったと思いますね。
野村 なるほど。
以上です。