2021年5月27日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.北海道日本ハムファイターズ戦でプロ2勝目を飾った東京ヤクルトスワローズの奥川恭伸のピッチングについて元中日の谷沢健一、元横浜の高木豊、楽天で監督をしていた田尾安志がフリーアナウンサーの黒澤詩音と共に語っています。

 

奥川のヒーローインタビューの一部

奥川 立ち上がりに失点してしまったんですけど、粘り強く投げれたのかなと思います。今日のような投球をしっかり続けていけるように頑張りたいと思います。

 

 

奥川を語る

この日の奥川の投球内容
6回96球 被安打6 奪三振9 四球1 失点2
今季2勝1敗 防御率4.64(5/27の試合終了時点)
3戦連続QSでプロ2勝目!

 

アナ ヤクルトが日本ハムにガード勝ち越し。奥川投手は2勝目を上げました。谷沢さん、この試合のポイントはどこでしょうか?

 

谷沢 奥川のピッチングですね。6回に1アウト2塁で渡邉諒とロドリゲスに対してストレートで追い込むんですよ。

 

高木 はい。

 

谷沢 ストレートで追い込んどいて、外の変化球で打ち取るんだけど、今日はストレートをあんまり使わなかったんで、変化球ばっかりのピッチングに見えたんですよね。でもこの6回のストレートは今までとは違うなという感じでしたね。

 

高木 やっぱり真っ直ぐの使い方が上手かったという事ですか?

 

谷沢 そうそう。だから最後のロドリゲスのアウトハイのストレートで空振り三振を取るんだけど、随分と腕が振れているストレートでしたよね。

 

高木 そうですね。

 

谷沢 今までは腕がそこまで振れてなかったんですよ。

 

高木 はいはい。

 

谷沢 あとはどちらかと言うと、上体だけで投げるイメージはあるよね。だから疲れが早めに来るんじゃないかなと。

 

高木 なるほど。田尾さん、若いピッチャーは序盤に1点、1点と取られると苦しむんですけどね。

 

田尾 その6回のピッチングを見てて思ったのは、高校時代からストライクゾーンだけで勝負できるピッチャーですよね。そこでプロに入ってからボールゾーンで勝負するという事を覚えてきたんじゃないですかね。

 

高木 なるほどね。そういう余裕が生まれてきてるという事ですよね。

 

田尾 そうですね。そうするためにはピッチャー有利カウントにしないといけませんけどね。

 

高木 はい。

 

 

以上です。

やっぱり三振取れるのが強みですね。
おすすめの記事