2018年10月21日にTBSで放送された「S-1」でパ・リーグ、クライマックスシリーズのファイナルステージ、埼玉西武ライオンズvs.福岡ソフトバンクホークスの第5戦を野村克也がぼやき解説しています。最後にソフトバンクの達川光男コーチと電話しています。

 



西武の先発はシーズン4勝4敗のウルフ

野村 西武は今日負けたら終わりでしょ? よく崖っぷちでこんなピッチャーに投げさせるね。こんな大事な試合で。分かんない。(エース菊池雄星を投げさせるべきかの問いに)そうよ!もっといいピッチャーいないのって言いたくなるね。

 

1回表からウルフが打ち込まれて3失点

野村 先発投手はこれしかいないの? 1年の総決算じゃない。考えられない。

 

西武打線はSB先発の高橋礼に4回まで沈黙

野村 (野村監督だったらこの状況どうるするかの問いに)全員集合だよ。集めて気合を入れる。「今日お前ら負けたら終わりだぞ!最後の抵抗を見せろ!」って言うね。辻監督はおとなしいかな。ベンチで怒鳴っているわけでもないしさ。

 

5回裏に西武が2点を返し2-3となる

野村 これは面白いな。まだ西武に目はある。西武も「勝負をまだ捨ててないぞ」と。

 

5回裏、秋山の盗塁がリクエストの判定に10分以上かかる

野村 セーフだろうね。リプレー検証が長い。選手も「長いですね」て言っとるやん(笑) それにしても長いわ。(※判定は結局アウトとなりました)

 

8回表、西武のピンチで秋山がファインプレー

野村 さすがは秋山。ナイスプレーだ。よう捕った。ギリギリだ。何をやっても上手いよ、秋山は。

 

試合結果は西武が負けてCS敗退となる

野村 西武は1位で通過して、2位に日本シリーズを持っていかれるという、こんな悔しいことはないと思うんだよ。結局、野球はピッチャーだから。ソフトバンクの投手陣が良かったということがまず言えると思うんだけど。まあ、辻監督は悔しいだろう。さぞかし。

 

 

ここからノムさんが達川光男ヘッドコーチに電話

 

野村 お久しぶり。

 

達川 どうも。先輩。ノムさんお久しぶりです。

 

野村 日本シリーズおめでとう。

 

達川 ありがとうございます。ちょっと複雑な心境なんですけど、とにかく日本シリーズに出れるということで、ありがとうございます。

 

野村 新人(高橋礼)をこんな大事な試合でよく先発させたなと思うんだけど。

 

達川 もう第1ステージが終わった時点で工藤監督が第5戦で彼を投げさせることを決めていました。

 

野村 日本シリーズを広島とやるけど、やりにくくないか?

 

達川 そうなんですよ。非常にやりにくいです。

 

野村 広島のことは全部分かっているだろ?

 

達川 いやぁ、全部入れ替わっているんで、新井くらいは分かりますね。

 

野村 うん。工藤監督も相手が広島だから達川に頼っていると思うよ。

 

達川 いや、それはないと思いますが(笑) 僕に頼るといいことにならないと思いますよ(笑)

 

野村 フフフ(笑) そんなことないよ(笑)

 

達川 ノムさんがいつも言われているように日本シリーズはキャッチャーがカギを握るので、ノムさんを尊敬している甲斐拓也次第だと思います。

 

野村 ハハハ(笑)

 

達川 甲斐はロッカーに野村さんの本を立てて、いつも野村さんの顔を見て試合に行っていますよ。これ本当に脚色でも何でもないです。

 

野村 恐縮だな。

 

達川 まあ、甲斐がどれだけ広島の強力打線に思い切っていけるかどうかですね。

 

野村 陰ながら応援してます。頑張ってください。ありがとうございました。

 

達川 ありがとうございます。

 

 

以上です。

第5戦は高橋に決めてたのがズバっときましたね。

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