2021年7月8日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.東京ヤクルトスワローズ戦で決勝3ランホームランを放った阪神タイガースの大山悠輔について、そしてイマイチ調子が上がらない岩崎優について元横浜の高木豊、元阪神ダイエーの池田親興、楽天で監督をしていた田尾安志がフリーアナウンサーの黒澤詩音と共に語っています。
アナ 阪神が終盤に逆転し、ヤクルトとのカードを勝ち越しました。田尾さん、この試合のポイントはどこでしょうか?
田尾 これはガンケルと言いたいところですが、神宮のマウンドに苦労してましね。結局は大山の決勝3ランがポイントですよね。
高木 はい。大山も随分と状態が良くなってきましたかね?
田尾 最近の大山をずっと見てたんですけど、外の変化球を引っ張ることが多かったんですよ。
高木 えぇ。
田尾 それが今日のホームランは真っ直ぐを打ったんですよね。真っ直ぐでも引っ張ってたんですけど、やっとセンターより右にガツンといったので。これで大山もちょっと乗ってくるかなという気がしますね。
高木 なるほど。打順の変更とかはないですか?
田尾 あると思いますよ。やっぱり今日の佐藤の内容があまりに悪すぎるんでね。
高木 はいはい。
田尾 うん。今の佐藤では5番はちょっと重いですよ。逆に打順を変えてあげなきゃいけないですね。
高木 なるほど。
6/29 1回 1失点
6/30 1回 1失点
7/01 1回 無失点
7/08 1回 2失点
高木 ただ、岩崎の調子がちょっと気になりますよね。
田尾 岩崎については矢野監督もかなり気を使ってあまり連投させないようにとか色々やってるんですけど、今日なんかは中6日で空き過ぎてる中で投げたんだけど、やっぱりやられましたよね。
高木 うーん。何が悪いですかね?
田尾 山田にホームランを打たれた後はキッチリと3人で抑えたんですよ。特に村上に対してはコントロールがまた良くなっていたんでね。
高木 はい。
田尾 どうしようもなく悪いという事でもないんですけど、やっぱり失点するんで、その分で信頼度が落ちてるなと思いますね。
高木 なるほど。池田さんはどう見ますか?
池田 こういう状況で出てくるピッチャーは抑えて当たり前なんで、その1球、その瞬間を大事にしないといけませんし、今日なんかは山田に絶対にホームランを浴びてはいけない場面なんですよね。
高木 うんうん。
池田 それで岩崎のいい時だったらインコースへのボールを間違わないと思うんですよね。
高木 真ん中に甘く入りましたからね。
池田 打った山田を褒めるべきなんですが、そういう巡り合わせで悪いところもあるし、雨の中で難しいという事もあり、そして昨日の今日で色んなプレッシャーが掛かってるのもあるし。あと侍ジャパンに選ばれてるんですよね。
高木 まあ、プレッシャーもありますよね(笑)
池田 色んな気持ちが入ってると思いますね。
以上です。