2021年7月8日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦でプロ初先発で5回無失点の好投を見せたオリックスバファローズの山﨑颯一郎のピッチングについてピッチング元横浜の高木豊と元阪神ダイエーの池田親興がフリーアナウンサーの黒澤詩音と共に語っています。
アナ オリックス対楽天は両チームの先発が好投し、引き分けとなりました。池田さん、この試合のポイントをお願いします。
池田 やっぱりオリックスの先発の山崎ですね。
高木 うんうん。
池田 プロ5年目で初先発ということで、チームは2連敗で力も入るような試合だったんですけどね。背も高いし球も速いし、最速154キロでもっと出てる感じもありましたからね。あとはカーブも非常に良かったですね。
高木 そうですよね。
池田 あとフォークがもう一つ低めに決まればいいのかなというので落差があまりなかったんですけど、緩急のある球にはなったんですよね。ただ見てて思うのは、これからの課題としては今日の球種はストレートとカーブとフォークの3つだけだったんです。
高木 なるほど。
池田 やっぱり今後先発でやっていくにはツーシームなりカットボールなりを覚えていくようになると、もっと面白いピッチャーになるのかなと。スライダーもあってもいいのかなと僕は思いますね。
高木 僕が感じたのはスタイルがいいなと思いました。ピッチャーらしいスタイルでした。
池田 カッコいいですよね。まあ、それがキレイに体を使って投げてくるんで、素晴らしい、美しいですよね。こういうピッチャーがまだいたんだと。
高木 うんうん。まだ投げれましたよね。
池田 僕はもっと投げれたと思います。ただ、初めての先発で緊迫した試合でしたから、そこを代える代えないというよりも1点リードしていたのでベンチとしては勝ち投手の権利を持って代えたかったのかもしれませんね。
高木 そうですね。
敦賀気比高―オリックス(2016年ドラ6)
以上です。