2021年10月11日にスカイAで放送された「プロ野球ドラフト会議2021」で横浜DeNAベイスターズのドラフトを専門家である野球ライターの小関順二と西尾典文がABCアナウンサーの山下剛と共に解説しています。
アナ 横浜DeNAベイスターズの順位を振り返って行きます。小関さん、いかがでしょうか?
小関 もう小園が取れた。1位の指名で思い通りの選手が取れると大体は成功していると思うんですよ。
アナ はい。
小関 またDeNAはあまり取らなかったタイプのピッチャーですからね。だから非常に勇気のある指名で未来を見据えてますよね。
アナ そして大学出身の投手が2人いて、高校出身の投手が2人いて、更には野手もいて。西尾さんはどう見られましたか?
西尾 今までは徹底的に左ピッチャーだったのが今回は右ピッチャーですよね。
アナ うんうん。
西尾 特徴のある指名だったかなと思います。あと高校生の指名が多かったなという印象ですね。1位3位5位ですしね。
アナ はい。
西尾 それで3位の粟飯原選手はスケールの大きい選手ですし、あとは育成ドラフトでも足のスペシャリストが2人、肩のいいキャッチャーという事で、特徴のある指名だったなと思いますね。
アナ チームをこうやって強くしていきたいんだというのが見えますね。小関さん、その時々の運、巡り、出会い、ということでは小園投手は三浦監督の下でのプロキャリアスタートというのは楽しみですね。
小関 そうですね。三浦監督はファームの監督もされてて、そういったところから自分が育ててチームを作り直していきたいというのがあるんじゃないですかね。やっぱり外国人選手依存が非常に高いチームなので、そういう面で合流が遅れて最下位になってしまったというのを考えると、色んな部分で作り直したいというのを感じますよね。
アナ 佐野選手はドラフト下位指名でしたが、あれだけの中心選手になって、今年は牧選手がいますので、基本的には打力は例年いいので、ピッチャー陣が良くなればね。
西尾 ここで高校生にいったのが画期的ですよね。いつもなら大学生が多かったですから、やっぱりGMやスカウトという代わって、体制が変わって、色々と変えようというのが見えますね。
以上です。