2021年10月24日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.北海道日本ハムファイターズ戦で8回無失点の好投を見せた千葉ロッテマリーンズの石川歩について、そして決勝打を放った田村龍弘について元日ハムの岩本勉、元ヤクルト広島の笘篠賢治、元南海阪神の江本孟紀がフジアナウンサーの海老原優香と共に語っています。
石川と田村のヒーローインタビューの一部
石川 昨日(10/23)、朗希もいいピッチングをしてたんで、続きたいなという思いで投げました。
田村 週に1回ぐらいしか試合に出てないので、スゴく緊張してました。バッティングの方でアピールしたいなと気合入ってました。益田さんとは久しぶりの組んだので、今日やらかしたら組めないなと思ってました。
石川を語る
今季12試合6勝3敗 防御率3.38(10/24の試合終了時点)
三塁踏ませず自身3連勝!
江本さん、先発の石川投手のピッチングは素晴らしかったですね。
江本 うん。立ち上がりはちょっと不安定なところはありましたけど、段々良くなってね。特に一番大事なところの4番5番6番を三者凡退に抑えて。
岩本 はい。
江本 この辺で今日は最後まで行くぞという流れになりましたよね。
岩本 そうですね。苫篠さん、さすがという言葉をやっぱり出してしまいますよね。
苫篠 そうですね。こういった負けられない状況の中で石川の経験値ですよね。こういう痺れるゲームを経験している中で、何か淡々とポーカーフェイスで、ああいうのがチーム全体を落ち着かせるんですよね。
岩本 ですよね。彼のスタイルでもありますし、そのスタイルをイメージ通りにやってくれると野手陣たちもそれ相応に自分の役割を全うできますよね。
苫篠 そうですよね。
アナ ロッテはいい守備もありましたよね、江本さん。
江本 うん。苫篠くん、エチェバリアのショートの守備はどうなの。日本人ではなかなか出来ないプレーをしますでしょ。
苫篠 そうですね。何か野性的な感覚を持ってるような感じが常に見えますよね。
江本 やっぱり石川のピッチングと野手のリズムが合ってると思いますよ。
岩本 そうですね。
2打席目 レフト2塁打(打点1)
3打席目 ショートゴロ
今季70試合 打率.235 本塁打0 打点14
4試合ぶりのスタメンで決勝打!
岩本 そして石川の時のキャッチャー田村がまたええ仕事するんですよね。
江本 まあ、結局はバッテリーの波長が合うんじゃないですかね。
岩本 はい。
江本 そういうバッテリーのキャッチャーのリードはよく言われますけど、組み立ても含めて野手も守りやすくなるんですよね。流れが非常なにいい感じに見えますね。
岩本 うんうん。
江本 まあ、バッティングでもキャッチャーも貢献しないとね。ただ受けるだけじゃダメなんでね。そういう意味では今日はいいヒットを打ったと思いますよ。
岩本 そうですね。苫篠さん、田村はヒーローインタビューで首脳陣に対して、ちょっとメッセージ付きのような。
苫篠 言ってましたね。「週に1回」と(笑)
岩本 えぇ(笑)
苫篠 もっと使ってくれよというのを遠回しにね(笑) ただ、自分の限られた出番の時に忘れられなくないし、出番を増やしたいという気持ちですよね。
岩本 はい。
苫篠 まあ本当に終盤に来てのキャッチャーというのは90%以上はリードが頭にあったと思うんですよ。そういった中で切り替えてチームに貢献する一撃がここでまた生まれたというのはスゴく評価してもらっていいんじゃないですか。
岩本 井口監督の狙いの一つだと思うんですよね。やっぱりレギュラーとしてずっと出てたじゃないですか。ジャパンにも選ばれて。
苫篠 はい。
岩本 そこでもう一つ、田村の野球人生の中でピリッとプレッシャーを感じるんだよという起用法に見えたりするんですよ。
苫篠 そうですね。加藤もいて刺激にもなってますし、高いレベルの中で争いながら結果を出さないといけないのがこの世界なんでね。また痺れる試合が続きますから頑張ってほしいですね。
以上です。