2022年3月27日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦で今季初登板だった千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希のピッチングについて元近鉄の阿波野秀幸、元日ハムの岩本勉、楽天で監督をしていた田尾安志がフジテレビアナウンサーの海老原優子と共に語っています。

 

この日の佐々木の投球内容
6回86球 被安打4 奪三振10 四球2 失点3
勝敗付かずもMAX164キロ

 

アナ 田尾さん、今日の佐々木投手のピッチングはいかがでしたか?

 

田尾 スゴくいい球を持ってるんですけど、結局3失点するんですよね。ランナーを置いたときにスピードが落ちたり、コントロールが甘くなったりする。フォアボールからの失点が2イニングあったんですよね。

 

岩本 なるほど。

 

田尾 ここを何とかしてほしいなと思います。ツーナッシングからタイムリーを打たれた場面なんかはバッター心理を考えたら、絶対に甘い球を投げないぞという強い気持ちを持って投げてほしいですよね。

 

岩本 うーん。ちょっと急いでしまったのか。阿波野さん、ピッチャー心理なんですけど、ランナーを抱えたときに「早くアウトが欲しい」「早くストライクが欲しい」という症状が絶対に出てきますよね。

 

阿波野 はい。

 

岩本 まあ、それが若さと共に悪い方向に進んでしまったという風に見えるんですけど。

 

阿波野 そうですよね。早く追い込みたいというところで、変化球も少し浮いたところを捉えたりしてましたしね。

 

岩本 はい。

 

阿波野 ですから、ボールを使わなきゃいけない打者、あとは3球勝負でドンドンいっていい打者と、その辺の区別を試合の中でしていけば、アウトももう少しいい内容で取れると思いますね。

 

岩本 そうですね。見ていると投げてる球は物凄く強くて、超一級品だと思うんですが。まあ、場数を踏んでいけば覚えていけるもんですよね。

 

阿波野 そうですね。今までが5回6回のピッチャーでしたから、もう少しイニングを投げるペースというのを自分で考えてやっていけば、もう手が付けられなくなりますよ。

 

岩本 いずれにせよ凄いピッチャーです。

 

 

以上です。

164キロはヤバい。
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