2019412日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース』でこの日のvs.中日ドラゴンズ戦で7回裏の逆転のチャンスで凡退をしてしまった阪神タイガースの大山悠輔について元横浜の高木豊、元中日の谷沢健一、元巨人の斎藤雅樹がフリーアナウンサーの田中幸美と共に語っています。

 

場面

7回裏、2点差まで迫って2アウト満塁の状況で4番大山。1球目、2球目と外の変化球で空振り、3球目にはインコースのボテボテのサードゴロで凡退。中途半端な内容の打席。

 

 

谷沢 高木 斎藤雅樹の解説

アナ 阪神はクリーンアップが打ててないです。

 

高木 そのなかでも大山が打ててない。雅樹さん、ちょっと見てほしいんですけど。

 

斎藤 はい。

 

高木 2点ビハインドの7回裏、2アウト満塁で4番の大山。ピッチャー側からして、対4番を迎えたときにボールを増やしたいじゃないですか。

 

斎藤 もちろんです。

 

高木 これ見てくださいよ。1球目にボールになる外の変化球にこんな中途半端なスイングで空振りなんですよ。

 

斎藤 そうですね。

 

高木 それで2球目に続けてボールになる外の変化球でしょ。空振りです。

 

斎藤 うんうん。

 

高木 この2球を我慢してたら、満塁だからピッチャーは目を瞑って真ん中投げるしかないですよね。

 

斎藤 もちろんです。2ボールと2ストライクでは全然違います。えらい違いです。

 

高木 全然違いますもんね。

 

斎藤 はい。

 

高木 谷沢さん、大山に何かアドバイスないですか。

 

谷沢 いや、完全にレフト方向に体が向いてるんですよ。

 

高木 なるほど。

 

谷沢 初球から引っ張りにかかってる。そのへんを見透かされてますよ。

 

高木 うーん。

 

谷沢 だから、特にチャンスで打席に立ったときには相手がどのように攻めてくるかっていう待ち球をもっと研究しないと4番は務まらないですね。

 

高木 なるほど。やっぱり基本はセンター返しと。

 

谷沢 いや、センター返しじゃなくて球種をしっかり絞り込む。

 

高木 狙いをね。

 

谷沢 だからカーブだったらカーブを徹底して、途中で曲げないで最後までカーブを待つとかね。それぐらいの絞り方が必要じゃないかな。

 

高木 なるほど。分かりました。

 

アナ 4番の重圧ですね。

 

高木 ボール球は我慢する。

 

こちらでも色々と語られています

 

以上です。

狙い球が来ても仕留める力もあまりないという。
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