2022年3月27日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.東京ヤクルトスワローズ戦でプロ初登板で3失点で敗戦投手となった阪神タイガースの桐敷拓馬のピッチングについて元近鉄の阿波野秀幸、元日ハムの岩本勉、楽天で監督をしていた田尾安志がフジテレビアナウンサーの海老原優子と共に語っています。

 

アナ 阪神は今日もヤクルトに敗れて開幕3連敗となりました。阿波野さん、阪神についてはいかがですか?

 

阿波野 私の意見として気が付いた事は、2戦目の小川一平と3戦目の桐敷について、5回までは本当にいい内容のピッチングをしてるんですよ。

 

開幕カードの小川と桐敷
3/26 小川 5回無失点→6回に4失点
3/27 桐敷 5回1失点→6回に2失点

 

アナ うーん。

 

阿波野 もう少し投げさせたいなと思うんですけど、そこでリリーフを使わなきゃいけない状況になって多く失点すると。この2人に共通してるのは今年から先発投手として加わってるということであまりキャリアがない。何年か先発投手をしてる人はこういう大事な局面を上手く切り抜けて6回7回まで行くんですよね。まあ、初回から相当飛ばしてると思うんですよね。ですから次の登板とかそのつ次を考えると、余力を残してでも5回で良くやったぞと。

 

岩本 はい。

 

阿波野 やはり勝ち負けが付くって結構大きな事なので、負けないという事も必要かなと思います。

 

アナ 田尾さんは桐敷投手のピッチングをどう見られましたか?

 

この日の桐敷の投球内容
5回0/3 94球 被安打8 奪三振5 四球 失点3
敗戦も堂々のプロ初登板!

 

田尾 良く投げたと思います。今、阿波野さんがいいことを言ってくれました。素晴らしいピッチング内容でしたよね。開幕戦の7点差リードからの逆転負けで、2戦目が0-6でしょ。こういう2連敗した中で新人ピッチャーが先発を任されるというのは物凄いプレッシャーだったと思います。

 

アナ うんうん。

 

田尾 その中で素晴らしいピッチングをしました。やはりハートが強いピッチャーというのを今日で感じましたんでね。今後もやってくれるんじゃないかなという期待を感じました。

 

アナ はい。

 

田尾 考えたら、開幕から藤浪小川桐敷と去年先発で投げてないピッチャーが開幕3連戦で投げたんですよね。今はチーム内の雰囲気は最悪で暗いでしょうね。これは首脳陣が何とかして明るくしないとね。火曜日からまた大変だと思いますよ。

 

 

以上です。

火曜日から大変。
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