2022年6月2日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.埼玉西武ライオンズ戦で復活の兆しが見えてきたかもしれない阪神タイガースの藤浪晋太郎について元横浜の高木豊、元日ハムの岩本勉、広島で監督をしていた達川光男がタレントの稲村亜美と共に語っています。
稲村 阪神がガンケル投手の好投もあり、西武に勝利しました。岩本さん、気になったポイントをお願いします。
岩本 終盤の大山のバントと言いたかったんですけど、藤浪の登板ですね。
高木 はい。
岩本 8回のマウンドで森友哉と対決した、あの1球なんですよ。コロナの影響でチームから離れていて、久しぶりに合流して、そしてリリーフ登板でどういう投球をしてくれるのかと。
高木 うんうん。
岩本 おっ、なかなか調子いいピッチングしてるなと思ってたんですが。
高木 はい。
岩本 今日、森にヒットを打たれましたけど、藤浪がここまで体をしっかりと操れたピッチングって僕は久しぶりに見たんですよ。
高木 なるほど。
岩本 打たれはしたんですけど、体の身のこなしの手応えと、指先でボールをリリースしたときの感触。何かここにきて新しい自分に出会ったんじゃないかと。こんなに強い体の身のこなしと強いボールを久しぶり見たので、次の登板からもガラッと変わった藤浪がいるんじゃないかなと思う1球だったんですよね。
高木 達川さん、そういうキッカケってあると思いますか?
達川 あると思いますね。試合を見てて、大阪桐蔭の紅白戦かと思ったよね。
稲村 (笑)
達川 森のあとは中村剛也だったからね。ガンちゃんが言ったように、これだけの笑顔を久しぶりに見たよね。やっぱりやり切ったと、力と力の勝負でやられたというような感じで、ガンちゃんが注目したというのも認めますよ。
高木 (笑)
岩本 けっこう藤浪は手応えを感じたと思うんですよね。これでまだまだ自分の出せてない力を感じれたんじゃないかなと思いましたね。
高木 次の登板が楽しみですね。
以上です。