3試合目の登板！中日・根尾昂の投球を阿波野 谷沢 岩本が語る

2022年6月19日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.読売ジャイアンツ戦で9回表に打者1人に対してリリーフした中日ドラゴンズの根尾昂について元中日の谷沢健一、元日ハムの岩本勉、元近鉄の阿波野秀幸がフジテレビアナウンサーの海老原優香と共に語っています。

アナ　中日は巨人に負けて3連勝とはなりませんでした。

岩本　はい。阿波野さん、投手に転向する根尾が9回に出てきて、岡本和真から三振を奪ったんですけど、今後はどんな起用法が考えられますか？

阿波野　今日は根尾の登場が一番盛り上がったんですよね。

岩本　はい。

阿波野　9回2アウトからの登場して、根尾の登板を敢えて作った感じなんですね。

岩本　なるほど。

阿波野　今後の根尾をどうやって使っていくのか、スゴく注目してるんですけど、チームが勝つために選手を起用していくのは当たり前ですよね。

岩本　はい。

阿波野　この辺は根尾のためにというよりは来週も6連戦がありますので、1週間で2回ぐらい登板して、根尾に1イニング任せられるピッチャーならば、チームには大きい存在になります。ただ、そこで先発を目指すとか、長いイニングを求めるならば、もう少し時間を作って1軍に合流とかも考えないといけませんね。

岩本　なるほど。

阿波野　まあ、ブルペンも根尾の後をフォローしないといけないピッチャーも用意するので、ちょっとソワソワすると思うんですよね。そこは立浪監督ひとりの考えではなくて、チーム全体でプランして、いい方向に向かってほしいと思います。

岩本　谷沢さんはどう思われますか？

谷沢　野手の立場から見ると、もう野手で見限られたと。そういう意味では残念ですよね。

岩本　あぁ、そうですか。

谷沢　守備でも打撃でもちょっと時間がかかるなと。それならばピッチャーとしてね。ピッチャーはゼロからスタートではないですから。

岩本　はい。

谷沢　鉄砲肩だし、遠投力は投手も含めてチームナンバーワンですよ。そういう意味では肩も強いし、体力面も考えてピッチャー向きかなと。

岩本　ほぉー。

谷沢　野手断念は残念だけど、ピッチャーに懸けるのもひとついいかなと。ただ、いい場面で見たい。

岩本　今日のピッチングを見てると、今後は脂っこい場面で起用されるような、そういう雰囲気も感じたんですよね。

谷沢　中継ぎとして、そういう場面で起用される前に、投手も野手もみんな見てるからね。

岩本　はい。

谷沢　そこで「根尾だけ何だよ」と言わせないためにプロとして生きる道を探してほしいね。

以上です。