2022年8月2日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.中日ドラゴンズ戦で前の試合から5打席連続ホームランとなる2本のホームランを放ち勝利に導いた東京ヤクルトスワローズの村上宗隆について元中日の谷沢健一、広島で監督をしていた達川光男、楽天で監督をしていたデーブ大久保がフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。
村上のヒーローインタビューの一部
―初回のホームランについて
村上 4打席連続は意識してましたし、夢ではホームラン打ったのを見たので、もしからしたら打てるんじゃないかなと思って打席に立ちました。普段通りに集中して打席に立ちました。
―5打席連続ホームランについて
村上 5打席連続が出たらいいなあくらいの気持ちで。ちょっと狙ってましたけど、それくらいの気持ちでいきました。
―今日の3打席目に入る心境は?
村上 まあ、もう一発打てたらいいなあくらいの気持ちでした(笑)
―ファンに向けて
村上 暑い中、たくさんのご声援ありがとうございました。こうして打てたのも皆さんの応援のおかげだと思ってます。明日も応援よろしくお願いします。
村上を語る
2打席目 右中間ホームラン(打点2)
3打席目 レフト2塁打
4打席目 空振り三振
打率.321 本塁打39 打点98(8/2の試合終了時点)
前の試合から驚異の5打席連続ホームラン!
アナ 22歳が長いプロ野球の歴史を塗り替えました。4打席連続ホームランを打ってる谷沢さんにお聞きします。改めて今日の村上選手はいかがでしたか?
谷沢 いやぁ、物凄いことをやってのけたね。今日の1本目はカーブでしょ。
大久保 そうですね。
谷沢 それで2本目はチェンジアップかフォークかな。村上は狙い球の絞り方というか、柳投手の変化球の多さに対する待ち方というか、もう22歳にしてバッティングを達観したような域になってるよね。
アナ うんうん。
谷沢 達川さん、もう攻めるところないでしょ?
達川 もうないですね。
アナ 達川さんならどう勝負されますか?
達川 ピッチャーの持ち球で違いますよね。150キロ以上出るピッチャーであれば、インサイドをどんどん投げて、ラインとベースの間に投げて体の近くに投げるのを意識させる。あとは速い落ちるボールですね。
アナ はい。
達川 チェンジアップや平凡なフォークのような時間差があるボールだと拾われる。だから速い変化のちょっと落ちるボールを真ん中近辺に投げれるピッチャーなら抑えられますけど、それ以外だと抑えづらいですね。デーブさんはどうですか?
大久保 まずは逃げるしかない。
アナ 逃げる(笑)
大久保 逃げるが勝ち。もし勝負するなら、もうインコースですね。カープの會澤がマツダスタジアムでめちゃくちゃ上手にインコースを使って村上を抑えたんですよね。
達川 そう。それしかないよね。それでもやっぱり体の近くには投げづらいバッターだよね。ヒーローインタビューでも人が良いから当てるのは失礼という感じだから、いい性格してるよね。
谷沢 達川さんが攻略法を言ったけど、それもまあそのうち対応してくるわな。
以上です。