2022年8月10日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.福岡ソフトバンクホークス戦で6回3失点で敗戦投手になった千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希のピッチングについて元横浜の野村弘樹と元ヤクルトの五十嵐亮太がフリーアナウンサーの袴田彩会と共に語っています。

 

この日の佐々木の投球内容
6回91球 被安打5 奪三振10 四球0 失点3
今季6勝3敗 防御率1.96(8/10の試合終了時点)
序盤に失点もその後は抑える

 

アナ ロッテはソフトバンクに敗れました。五十嵐さん、この試合の気になったポイントをお願いします。

 

五十嵐 佐々木投手ですね。3回以降は三振も取るしで良かったんですけど、2回の3失点が悔やまれるんだろうなと。1回に2球カーブを投げて普通に抑えたんですけど、2回に柳田選手の打席で初球カーブを投げたら抜けてしまってキャッチャーも取れないようなボールになったんですよね。そして2球目にストレートでストライクを取って、3球目にカーブ投げたらホームランを打たれた。

 

野村 はい。

 

五十嵐 この辺でバッテリーはカーブを使わない方がいいんじゃないかなと気付いて、その後は真っ直ぐとフォークで抑え始めたんですよね。やっぱり佐々木投手はキレのある真っ直ぐとフォークで抑えて、ある程度の自分のピッチングが出来てきたらスライダーやカーブを使ったらいいんじゃないかなと。最初は色んな球種を織り混ぜて抑えにいってたんですよね。

 

野村 うんうん。

 

五十嵐 それよりも本来のスタイルでいって、徐々に変えていく方がいいんじゃないかという試合でしたね。

 

野村 本来の自分のピッチングから始めた方が良かったんじゃないかという事ですよね。

 

五十嵐 多分ある程度カーブを多く使って、先を見据えたピッチングを考えると悪くはないと思うんですけど、まだそれはいいんじゃないのにと。

 

野村 それを使わなくても十分に抑えられるピッチャーですよね。

 

五十嵐 そうですね。

 

 

以上です。

真っ直ぐとフォーク中心が本来のスタイル。
おすすめの記事