2022年8月31日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.中日ドラゴンズ戦で今季7勝目を飾った横浜DeNAベイスターズの濱口遥大の6年目の成長について元横浜の野村弘樹と中日で監督をしていた谷繁元信がフリーアナウンサーの袴田彩会と共に語っています。

 

この日の濱口の投球内容
7回109球 被安打6 奪三振5 四球1 失点2
今季7勝4敗 防御率2.43(8/31の試合終了時点)
6年目の成長がクッキリ!

 

アナ DeNAが中日に逆転勝利で連勝です。谷繁さん、この試合のポイントはどちらでしょうか?

 

谷繁 やっぱりDeNAの先発の濱口。

 

野村 はい。

 

谷繁 今年はフォアボールが減ってるんですよ。これを見てもらうと分かるんですけど、今年は3イニングに1つしか出してないと。

 

濱口の年度別四死球(2022/8/31の試合終了時点)
2020 16試合 78.1回 四球47(1.7イニングに1つ)
2021 17試合 91.1回 四球52(1.8イニングに1つ)
2022 15試合 92.2回 四球30(3.1イニングに1つ)

 

野村 うんうん。

 

谷繁 そしてその要因としては、ストレートのスピードが落ちてる。それは落ちてるんじゃなくて、バランス良く投げ終われるくらいのスピードしか出してないように見えるんです。

 

野村 力任せじゃなくてっていう事ですよね。

 

谷繁 そうです。今の形でストライクゾーンに投げれるようにしている。

 

野村 なるほど。

 

谷繁 あとはカット気味のボールを投げていたり。今はチェンジアップも以前よりはそこまで落ちてないんですよ。でも、ストライクゾーンの中に投げて少しずつ動くんで、バッターを打ち取れるという事ですよね。

 

野村 少し力が抜けてる部分もあるでしょうし、力任せでイケイケではなくなって、しっかりと自分のピッチングスタイルを確立し始めたなという。

 

谷繁 そうですね。今年は特にそうですね。

 

 

以上です。

なかなか打たれそうにないですね。
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