2023年4月9日にBS1で放送された『ワースポ×MLB』でメジャー登板2試合目となったオークランドアスレチックスの藤浪晋太郎のピッチングについて井口資仁がタレントの菊池柚花と共に語っています。
試合後の藤浪のコメント
藤浪 フォアボールが本当にもったいなかったと思います。投げ急いだところと、前回登板で打たれたので「厳しいところ」というのが頭によぎったと思います。難しく考え過ぎかなというところでもっと「いいところ」へとイメージし過ぎました。もうちょっとシンプルに投げていければいいかなと思います。
藤浪を語る
4.1回 被安打3 奪三振1 四死球5 失点5
シーズン防御率17.55(4/9の試合終了時点)
またも突如乱調!
アナ 藤浪投手、2試合続けて悔しい結果になりましたね。
井口 負けはしましたけど、今日の試合で打たれたヒットは僅か3本なんですよ。投げてるボールの威力は決して悪くはなかったですよね。
アナ それではこの試合のポイントはどこでしょうか?
井口 ポイントは『先頭を出しても気にするな!』です。
アナ はい。
井口 今日失点した4回と5回の先頭バッターを見てみると、4回は先頭にフォアボールを出してピンチが広がって2点タイムリーを打たれてしまいます。そして5回は先頭にデッドボールでランナーを出して、そこから2つフォアボールを出して満塁で絶好調のアロザレーナにタイムリーを打たれるんですよね。
アナ うーん。
井口 どちらも先頭に四死球を出して急にコントロールが乱れて自分のリズムを崩してしまうんですよね。非常にもったいない失点の仕方でしたよね。
アナ では『先頭を出して気にするな!』というのは具体的にどうすればいいんでしょうか?
井口 イニングの先頭バッターを出してしまうと、投手としては「やってしまった」という思いが出てくるんで、まずそれを引きずらないことが大事だと思いますね。
アナ はい。
井口 今日は好調レイズ打線が相手でしたが、決して藤浪投手のボールはいい当たりされてないんですよね。だから先頭を出しても気にせずにどんどん投げてほしいですね。
アナ そうですね。井口さんのこのアドバイスが藤浪投手に届くように次回のピッチングに期待しましょう。
以上です。
ジキルとハイド状態。