2018年5月22日に読売テレビで放送された「朝生ワイド す・またん!」で開幕から2ヵ月が経とうとしている時期でも調子が一向に上がらない阪神タイガースのロサリオに中日で監督をしていた山田久志が提言をしています。読売テレビのアナウンサーの森たけしと本野大輔(以下アナ)と共に語っています。
アナ まず成績を見ていきましょう。打率は2割3分2厘、39試合でホームランがわずか3本の推定年俸が3億4千万円のこの選手。
山田 まあ、年俸はあんまり言わんでいい(笑)
アナ いいですか。では、山田さんの提言はこちら。
【モニターに1つ目の提言が下記のように表示される】
①見逃し三振OK!
森 えぇぇ?
アナ 見逃し三振OKということで。
山田 もうやられるパターンが一緒。
森 外角の変化球。
山田 外角の変化球か外角寄りのボール球。ここはもう捨てましょう。見逃しましょう。
森 あー。
山田 ここはもう打たんでいい。もう見逃しでいい。外角にやられているのはずっと一緒だから。外角は捨てて、そこから内のボールは打っていく。ここまでは外のボールを狙っているから内のボールが見えていない。
森 もう外は捨てる。
山田 もう見逃し三振はOKと皆さんは思っていてください。
森 それを分かる言葉でロサリオに言ってください。
一同 (笑)
山田 んー何て言おうかな・・・(苦笑)
アナ そこで言葉に関する事なんですけど、2つ目の提言はこちら。
【モニターに2つ目の提言が下記のように表示される】
②試合中の話し相手を!!
アナ 試合中に話し相手をということなんですが。
森 これはどういう事なんですか?
山田 これはね、外国人選手は自分の調子が悪くなったら実は自分の言い訳をしたいの。
森 あー。
山田 色々と言いたいわけ。
【DeNAの助っ人のソトとロペスについてモニターに下記のように表示される】
ソト(29) 来日1年目 5月6日に1軍に合流で打率.447
ロペス(34) 来日6年目 リーグトップの14本塁打、36打点
森 DeNAはソトとロペスの2人がぼやき合うと。
山田 そうそう。ぼやき合う。そこにもう1人、監督がいるから。
森 あー。ラミレス監督。ロサリオは喋れる人がいないと寂しい。
山田 寂しい!
森 それぐらいは自分で頑張って頂きたいんですけど(笑)
山田 だけど、いるんだから。ピッチャーでいるじゃん。2人いるんだから。
森 ドリスさんとマテオさんですか。
山田 そう。あの人らが投げる前までちょっとベンチで話し相手でいてあげたらどう?
アナ 試合後半の投球練習開始まではベンチでロサリオの話し相手になってはどうだろうかと。
山田 うん。どっちか喋れる相手がいるよ。通訳だけじゃなくてね。
森 なるほどね。
山田 だけど、外国人選手をもう1人獲っておいたらどうかな。
森 そうですねぇ。野手がもう1人いてもいいですよね。
アナ 確かにタイガースの登録メンバーは野手ではロサリオ選手のただ1人。ということで、ベンチでは通訳さんが隣にいて色々と話し相手になってくれているんですけど。
森 ドラゴンズなんかは一杯おるもんね。
山田 ドラゴンズは多すぎるぐらいで反則じゃないかというぐらいおるから。そこまでいらないだろうというぐらいおるんだからね。
アナ 来シーズンになるとメッセンジャーさんが日本人登録になるんで、またそのあたりが変わってくると思うんですけど。
山田 いや、まだ補強する時間は一杯あるんだから、補強できるなら補強するような態勢を整えておかなくちゃ。
森 ライバルの野手だと話し相手にならないんじゃないですか?
山田 いや、ところがそうでもないんです。話し相手になるんです。
森 阪神のフロントの方も考えてもらいたいですね。
山田 それと、家族の力も大きいよ。
以上です。
提言その①はシンプルですね。外を捨てろということで亀山努が言っていた事と全く同じですね。あとは話し相手なんですけど、球団サイドしてはかなりロサリオに気を遣っているんでしょうけど、同郷の選手がいるともっと気持ちが楽になるんでしょうね。