2021年10月12日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.オリックスバファローズとの天王山 第1ラウンドで引き分けに持ち込まれる痛恨に一発を浴びてしまった千葉ロッテマリーンズの小島和哉のピッチングについて元横浜の平松政次、楽天で監督をしていたデーブ大久保、楽天で監督をしていた田尾安志がフリーアナウンサーの柴田阿弥と共に語っています。
8回に痛恨の2ランを浴び、試合後に涙
アナ ロッテとオリックスとの天王山 第1ラウンドは引き分けでした。平松さん、この試合のロッテにとってのポイントはどこになりますか?
平松 先発の小島ですよね。良かったですよね。
大久保 はい。
平松 ここのところ後半戦で5試合投げて、3完投2完封ですからね。物凄く内容がいいんですよね。ボールはそんなに速くないんだけど、杉本のようなホームランバッターにはアウトコースにシンカーを投げて見事にコースに決めるんですよね。
大久保 うんうん。
平松 安定感ありましたよ。まさか2点リードの8回裏に宗にホームランを打たれるとは思ってなかったし、本人もショックで涙を流してましたけど、それぐらい内容のあるピッチングをしてたんですよね。
大久保 そうですよね。
平松 本当に勝てるピッチングをしてたと思うんですよね。
アナ 田尾さんはいかがですか?
田尾 もう言う事なしのピッチングでしたね。
大久保 淡々と投げてたから、まさか泣くほど悔しがる気持ちで、実はパンパンな精神状態で投げてたんだなっていう。
アナ はい。
大久保 伸びしろがまだまだある素晴らしいピッチャーですよね。
平松 まあ本当に魔の1球というか、痛恨の1球というのがピッチャーにはあるんですよ。
大久保 あるんですよね。
平松 小島も投げた瞬間に真ん中近辺に行って「うわぁ ボール返してくれ」っていうのがあったと思うね。
大久保 キャッチャーもありますもんね。「甘い!捕っちゃおうかな」ってなります。
平松 今年の優勝が懸かった1球ですからね。
大久保 ねぇ。感動の試合でした。
アナ いい試合でしたね。
以上です。