2018年6月16日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.オリックス戦で延長に終止符を打つ決勝打を放った横浜DeNAベイスターズの神里和毅について元中日の谷沢健一とフリーアナウンサーの師岡正雄が語っています。後半はDeNAの怪我続出のチーム状況について元横浜の高木豊がフリーアナウンサーの梅田淳も一緒に語っています。
【この日の神里の打撃内容】
1打席目 ピッチャーゴロ
2打席目 キャッチャーゴロ
3打席目 セカンドゴロ
4打席目 センターフライ
5打席目 ライトオーバー3塁打 (打点1)
シーズン打率.275 (6/16の試合終了時点)
【神里のヒーローインタビューの一部】
神里 (決勝タイムリーについて)タイミングを速く取って来た球をしっかりと打とうと思って待っていました。まだレギュラーになったとは思っていないので、これからまた気を引き締め直してやっていきたいと思います。
アナ ゲームの方は両先発、中継ぎ陣と良いピッチングを見せました。
谷沢 両方とも3安打ずつですからね。それはどっちに勝敗が転がってもおかしくないですよ。
アナ ただ、その中でゲームを決めたのがルーキーの神里。いいバッティングでした。
谷沢 素晴らしいね。11回表、2アウトでランナー2塁。3球目に外のストレートを空振りするんですよ。
アナ はい。
谷沢 ちょっと力が入ったかなというね。グリップの所に力が入っているんですよね。ここでやはり、ずっと開幕から1軍に入っている経験値が生きるんですね。そして、大学・社会人の経験もあるしね。
アナ 決勝打のスイングは力みがなかったですよね。
谷沢 はい。なかった。力を抜くことも分かってきたような、バットのヘッドが立ちながら、そしてボールを捉えましたよね。
谷沢は2018年4月に神里と対談しています
【ここから高木と梅田アナも一緒にDeNAのチーム状況を語ります】
梅田 ピリピリとしたゲームでありましたが、DeNAが怪我続出の中、若手にとってチャンスですよね、豊さん。
高木 そうですね。まあ、本当にチャンスだと思いますけど、この試合を見るとかなりのボール球に手を出しているんですよ。でも、成長はしたい、成長させたい、チャンスは与えたいと思ってもですね。やっぱりボール球をどう見極めるとか、状況によってどういうバッティングをしてくれるかとか、そういうところまで首脳陣は見ていますので。
梅田 なるほど。
高木 だから、出来るだけボールゾーンを高めに上げて低めのボールは打たないということも必要。
谷沢 だけど、ディクソンの低めのボールを見逃すというか、見切るというのは難しいですよ。この日のスタメンだとね。
梅田 そうですか。
谷沢 まあ、いい経験になったと思うけどね。
【この日のスタメン】
1番神里、2番桑原、3番佐野、4番宮崎、5番中川大、5番山下、7番大和、8番関根、9番高城
【主力の怪我】
筒香(背中の張り)、ロペス(右太もも裏痛)、梶谷(腰痛)、ソト(体調不良)
以上です。
DeNAのスタメンを見るとよく勝った試合だと思います。怪我人が多い中で若手で乗り切るのは大変です。