2018年7月8日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でこの日のアトランタブレーブス戦で先発し4勝目をあげたミルウォーキーブルワーズのフレディ・ペラルタ投手(右投げ)についてメジャーで活躍した石井一久がフリーアナウンサーの上田まりえと共に解説しています。
【この日のペラルタの投球内容】
6回99球、被安打3、奪三振6、与四球3、失点1
今季4勝1敗 防御率2.41 (7/7の試合終了時点)
【ペラルタの試合後のコメント】
ペラルタ 先発をする度に学ぶことがある。今日は初回のピンチを切り抜けてからは全てが良かった。
昨日の試合の動画
アナ ナ・リーグの地区首位対決はブルワーズが勝利。これでブルワーズは5連勝、ブレーブスは4連敗となっています。
石井 はい。少し勢いの差が出た形になったと思うんですけど、それはペラルタ選手の活躍ですよね。この投手の独特なフォームにそれがあったんじゃないかなと僕は思いますね。
アナ はい。豪快ですよね。
石井 はい。ちょっとステップに注目して頂きたいんですけど、左足を上げてから着地するまでの間が他のピッチャーよりも少し長いんです。
アナ はい。
石井 それによって何が起きるかというと、バッターの間合いも普通はステイバックで後ろに体重を残すんですけども、少し前に出されてしまう形になるので、それによって空振りだったりファールになったりとかでちょっとタイミングを取りづらいピッチャーかなと思いますね。
アナ 左足を上げてから着地するまでの間ですよね。
石井 はい。目には見えないんですけど、バッターとしても前に出されちゃう感覚があるので、真っ直ぐも91マイルぐらいしか出ていないんですけど、打ちづらい印象を受けましたね。
アナ ちょっとタイミングをズラされちゃうということですよね。
石井 あと、緩いカーブもあります。真っ直ぐと緩いカーブの2つしかないピッチャーなんですけど。
アナ 5月にメジャーデビューをしたばかりでもう4勝をあげていると。
石井 はい。
アナ しかも、防御率が2点台なんですよね。
石井 まあ、ルーキーで4勝しているというのは理由があると思うんです。
アナ はい。
石井 さっき言ったようにカーブと91マイルぐらいの真っ直ぐだけで4勝しているとなると、そういうフォーム的なことで打ち取りやすさが出ているんじゃないかなと思いますね。
アナ チームにとってはこういう若手が活躍するのは大きいですよね。
石井 特にブルワーズは若手が出て来ないと厳しいかもしれませんね。
アナ はい。ルーキーペラルタ投手の今後の活躍が楽しみです。
以上です。
動画で見ると確かに足が着地してから変な間がありますね。この変な間があると相手はかなり厄介でしょうね。