2018年7月23日に関西テレビで放送された「報道ランナー」で元横浜の三浦大輔が登場し阪神の後半戦のキーマンについて関西テレビアナウンサーの新実彰平と共に語っています。

 

アナ 今回は三浦さんに阪神を勢いづける2人のキーマンを挙げて頂きました。この二人です。

 

モニターにロサリオと望月惇志が映される

 

アナ 打つ方は帰って来ましたロサリオ選手、そしてピッチャーは望月投手20歳と意外な名前が出て来たわけですけども。まずはロサリオさんですけど、1ヵ月半の2軍での調整があったんですが、完全に変わりましたか?

 

ロサリオの2軍降格前の成績

48試合 打率.230 HR4 打点22

1軍復帰後4試合の成績

打率.400 HR3 打点6

 

 

三浦 そうですね。これまでオープン戦では状態が良かったので各チームのマークも厳しくて右ピッチャーの外のスライダーとか、外ばっかりを攻められていたので、そこを何とかして打とうと。外に落ちる球はやっぱり難しい球なんです。あのボールを打とうとしてもなかなか打てないので、1軍復帰後はピッチャーの失投を逃さずに甘い球を仕留められるようになりましたね。

 

アナ はい。

 

三浦 それをしっかりと捉えられるようになってきましたから。

 

アナ 逆に言えば外の球はバットが止まるようになってきていると?

 

三浦 ボール球に手を出さなくなりました。我慢できるようになったので。

 

アナ 本人も分かっていたと思うんですけど、1ヵ月半で整理されたんですかね?

 

三浦 ピッチャーもあそこを振ってもらえるという安心感があるので、そこばっかり攻めていてコントロールミスもなくなってくるんです。ただ、失投を捉えられると「失投してはいけない!」と思えば思うほど失投の確率が高くなるんです。

 

 

アナ なるほど。じゃあ、逆にピッチャーは意識をしてしまう。

 

三浦 そうですね。

 

アナ これは後半戦に期待したいですね。そして、もう一人のキーマンがピッチャーの望月さん。20歳なんですが、今シーズン初登板となった7月3日のゲームではまさに衝撃的な内容でした。8回からの登板だったんですが、回を跨いで5連続三振を奪いました。変化球で最後に三振を奪うケースが多かったんですが、真っ直ぐが最速155キロ!三浦さん!

 

三浦 スピードもそうなんですけど、投げっぷりですよね。「打たれたらどうしょう・・・」とかそういうことよりも「打ってみろ!」と。

 

アナ はい。

 

三浦 この攻める気持ちですよね。いい投げっぷりで後半戦は楽しみですね。

 

アナ そうですね。7回8回あたりを将来的に任せられるピッチャーなんですかね?

 

三浦 まあ、将来的にはそうですよね。楽しみですし、本人は出た試合をどんな状況でもしっかりと抑えるという気持ちでしょうね。

 

アナ 阪神には球の速いピッチャーが増えてきたという印象がありますが、望月選手はファームで最速158キロまで出ているそうです。関西テレビの担当記者によるとストレートに強いこだわりがあるというエピソードがあるそうです。高校時代の夏休みの自由研究は『藤川球児投手のストレートの回転数』だったそうです。回転数が多い球の方が所謂、落ちない、伸びる球っていわれているんですが、三浦さん、これだけのことを考えるマニアみたいなのって才能が伸びていきますか?

 

三浦 やっぱり興味があるということですからね。高校生の頃にこれだけのことを考えられるというのは。

 

アナ 番長の高校時代というのは?

 

三浦 僕の高校時代なんかは回転数というのがなかったですから。

 

アナ ありますよ(笑) 回転数というのは当時からありますよ(笑)

 

三浦 そういうことをクローズアップされていなかったからですから。

 

アナ あー。そうですね。

 

三浦 僕らの高校時代の頃だとバイクのエンジンの回転数に興味がありましたよ(笑)

 

アナ ハハハ(笑)

 

 

以上です。

ロサリオが打ちまくれば順位は勝手に上がるでしょうね。望月はこれからの選手ですから怪我しないようにですね。

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