2018年4月15日にTBSで放送された「S-1」という番組で投げては2勝、打っては3試合連続ホームランなどのエンゼルス大谷翔平についてヤクルトスワローズ、阪神タイガース、東北楽天ゴールデンイーグルスで監督をしていた野村克也が大いに語っています。
【大谷の二刀流での活躍をどう見ているのか】
野村 しかし、まあそれにしても凄いね、大谷って。我々世代の常識からは考えられないよね。あの王、長嶋ですらメジャーじゃ無理だろう。
【ノムさんが特に凄いと語ったのが4月5日のメジャー2本目のホームラン】
野村 これはたいしたもんだよ。逆方向(ややレフト寄りのセンターへの当たり)へのホームランだからね。これは価値のあるホームラン。バッティングで1番大事なのは軸足のタメなんですよ。大谷はタメができているもんね。『タメができたら金が貯まる』っていうぐらい。バッティングにおいてタメはものすごく大事だね。貯金通帳を渡しておこうかな。
スタッフ 何で渡すんですか?(笑)
野村 小遣いをもらう。
スタッフ ハハハ(笑)
【これからの大谷への提言】
野村 ピッチャーが大谷を見る目が変わってくると思うんだよ。これだけ打たれれば変わりますよ。その変わってきた時に大谷がその壁をぶち破れば、もう本物だよ。それからですよ。本当のスタートは。まあ、第1段階はクリアしてるわね。
ここから5月28日に関西テレビで放送された「コヤぶるッ!SPORTS」という番組で大谷について少し語っていますので紹介します
【メジャー開幕から2ヵ月で大谷をどう見ている】
野村 考えられない。メジャーで投手として打者として通用するなんて今のメジャーリーが大したことないのか、大谷が凄いのか。日本のプロ野球は大丈夫かな。みんな憧れてメジャーに行っちゃうじゃん。
以上です。
ピッチャー大谷については細かく言及していませんでした。というのもインパクトを残したのがバッター大谷ですから、そっちに目が行くのも分かりますね。ノムさんの常識から考えても想像を超える大谷なんでしょうね。ノムが最後に言っていたように対策をされてからが本当の勝負ですね。ほぼ毎日大谷について一喜一憂できるのは楽しいですよね。