2018年8月1日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.阪神タイガース戦で先発し3イニング目までかなりフラフラしたのらりくらりの粘りのピッチングをしていた中日ドラゴンズの松坂大輔のピッチングについて元横浜の野村弘樹、元ヤクルト広島の笘篠賢治、元横浜の斉藤明雄がタレントの稲村亜美と共に語っています。
【この日の松坂の投球内容】
5回94球、被安打5、奪三振5、四死球6、失点2
今季4勝敗戦 防御率 (8/1の試合終了時点)
松坂 斎藤さん、先発の松坂ですけど、6月8日以来の4勝目です。
斎藤 はい。
野村 ちょっと粘りの投球という印象ですけど。
斎藤 もう粘っているというよりも、適度に荒れていて良かったのかなという感じなんですよ。
野村 今日は5イニングで6四死球ですか。
斎藤 そうですね(笑)
野村 ちょっと多いですね。
斎藤 5イニングで25人の打者と対戦して、ファーストストライクを取れたのが3人だけですよ。
野村 うーん。
斎藤 それだけでしかストライクが取れないから、ものすごくピッチングが苦しくなりましたよね。
野村 はい。
斎藤 それぐらい適度に荒れていて、スライダーやカットではダメだと試合中に考えて、カーブを使うようにして組み立てを修正することで、何とか5回までもったのかなという感じでしたよね。
野村 うーん。苫篠さん、今日の松坂も含めてなんですけど、阪神打線はどうだったのかなと。打者目線でどう見ますか?
苫篠 うーん。そうですねぇ。やっぱり、走塁ミス(ナバーロの判断ミスの走塁)だとかああいうところで流れを切ってしまって、逆に松坂を助けてしまうようなミスをしてしまったのが良くなかったですね。
野村 なるほど。
苫篠 そこで松坂がのらりくらりといってしまった原因になったんじゃないかと思いますけどね。
野村 うーん。まあ、経験のあるピッチャーなんで、相手がミスをすると乗っていくし、勝負どころでは決めるところを決めてきましたからね。
稲村 はい。
野村 さすがというピッチングで粘りましたね。
以上です。
3回までの松坂はかなりフラフラしていたんですけど、全然仕留められない阪神打線がかなり助けたでしょうね。何だかんだで抑える松坂もさすがです。