2018年8月2日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs広島カープ戦で先発し7回2失点に抑えて今季先発初勝利をあげた東京ヤクルトスワローズの原樹里の投球について横浜で監督をしていた大矢明彦、元中日の谷沢健一、元近鉄西武の金村義明がフジテレビアナウンサーの小澤陽子と共に語っています。
【この日の原の投球内容】
7回111球、被安打3、奪三振8、四死球、失点1
今季2勝6敗 防御率3.84 (8/2の試合終了時点)
【原のヒーローインタビューの一部】
原 久しぶりにこの場に立ててすごく幸せです。何としても結果を残したい時期だったので、ずっと不甲斐ないピッチングばっかりしていて、チームに迷惑ばっかり掛けていたんですけど、何とかカープに2連敗している中で3連敗しないように1勝するぞという気持ちでマウンドに上がりました。初回に4点取ってもらってすごく楽に投げられましたし、守備でもたくさん助けてもらったので、皆さんに支えられて今日は投げられたと思います。
アナ 先発の原樹里投手が今季先発初勝利をあげました。
大矢 そうですね。谷沢さん、先発の仕事をカープ戦でしっかりとやりましたね。
谷沢 今年は先発が3度目だけど、勝利もなかったし、リリーフで1度勝っただけですから、そういう意味では広島に対戦成績も悪いし、今日は気持ちを込めて1球1球投げたんじゃないかな。
大矢 そうですよね。金村さん、原樹里のピッチングを見ていていつも感じるのはちょっと逃げすぎていたのがあったんですよねぇ。
金村 あー。ただ、今日なんかは右バッターがシュートをかなり意識していましたから、スライダーの甘いボールでも、鈴木誠也にしたって昨日あれだけ打っているのにもうノータイミングでシュート待ちみたいなところを上手くスライダーでかわしましたよね。(※この日の前日の鈴木は5打数5安打7打点)
大矢 そうですよね。谷沢さん、両サイドの投げ分けだと思うんですけどもね。
谷沢 丸が空振りしていたシュートボールなんかは、あの辺は左バッターにとっては死角だよね。
大矢 なるほど。まあ、自信を持って、これから投げて先発で頑張ってもらいたいですね。
アナ そうですね。
以上です。
ようやく先発で勝利なんですね。とにかくシュートがバッターにとってはかなり厄介なピッチャーです。