ドラフト2020 1位候補 佐藤輝明 早川隆久 高橋宏斗を上原 新井が語る

2020年10月24日にTBSで放送された『S☆1』で2日後に迫ったドラフト会議におけるドラフト1位候補の佐藤輝明、早川隆久、高橋宏斗について中居正広と槙原寛己と上原浩治と新井貴浩と流しのブルペンキャッチャーの安倍昌彦が語っています。

佐藤輝明を語る

中居　新井さん、佐藤選手についてはどうですか？

新井　素晴らしいバッターだと思いますね。

中居　素晴らしバッター。

新井　はい。タイプ的にはソフトバンクの柳田選手のようなバッターですよね。

中居　やっぱり。

新井　はい。タイミングを取るのがスゴく上手いんですよね。バックスクリーンにホームランを打ったりするんですけど、逆方向にも長打が打てるバッターですね。柳田選手と比較したら分かるんですけど、2人ともポイントが近いんですよね。

新井　ポイントが近い所で捌くことが出来るので、広角に打てるし逆方向にもホームランが出るんですよね。

中居　外国人選手みたいなスイングですよね(笑)

早川隆久を語る

アナ　上原さん、ダルビッシュ投手でさえ左腕の155キロにビックリしてましたけど、メジャーにはそこまでの左腕はいないんですか？

上原　チャップマンがいます。

中居　(笑)

上原　最高峰のピッチャーでね(笑)　ただ左の先発ピッチャーではいないかもしれないですね。(※実際はクリス・セールやスネルなど先発160キロ左腕はいます)

中居　うーん。

上原　やっぱりどうしても速い球を投げるのは右ピッチャーの方が多いですよね。

アナ　安倍さんは早川投手についてどうですか？(※安倍というのは流しのブルペンキャッチャー)

安倍　高校時代から見てるんですけど、彼の持ち味は7割ぐらいの力感で10割のボールが来るということです。

アナ　7割で10割のボール。

安倍　はい。早川投手が素晴らしいのはコンスタントに145キロ前後をいつでも投げれるんです。そしていつでもストライクが取れる変化球が3種類ほどある。だから90％ぐらいの確率で通用してもおかしくないですね。

新井　打者目線で見ると、力投派の腕を振って球が強い速いというのもイヤなんですけど、早川投手は力投派じゃなくてヒョイと力感なく投げてるのに、その割に球が強くて速いというのはタイミングが取りづらくてイヤなんですよね。

中居　へぇー。

新井　だから怪我さえなくて、打線の援護があれば1年目から2桁勝てるピッチャーですね。

中居　そうなんだ。

新井　そう見えますね。

中居　それぐらいの選手なんですね。

高橋宏斗を語る

アナ　先ほどまでの大卒とは違う高卒のピッチャーというのは上原さんはどう思われますか？

上原　まあ、即戦力というのはその年に1人いるかいないかぐらいだと思いますし、高校生だとやっぱり4年5年先を見据えてというプランを立てての指名だと思いますね。

アナ　なるほど。槙原さんどう思われますか？

槙原　高橋宏斗投手というのは夏の甲子園の交流試合で138球目で153キロを出したんですよね。

アナ　はい。

槙原　2019年のドラフト1番人気だった佐々木朗希投手も、そして奥川恭伸投手でもまだ今年は登板がないんで、そういうタフなピッチャーである高橋投手は逸材だなと思いますね。

中居　なるほど。

以上です。