2018年8月5日のvs.ヤクルト戦の阪神・金本監督の試合後のコメントです。

この日の先発は阪神・小野、ヤクルト・石川で始まる。阪神の先発・小野は初回にヒットと四球が絡みバレンティンの強烈な内野ゴロの間にランナーが返り1点先制される。ここから小野は5回まで毎回、四球やらヒットを重ねられて大ピンチの連続でしたが何とか凌ぎ奇跡的に5回1失点で降板をする。一方の阪神打線は4回までヤクルト石川に手も足も出ませんでしたが、5回裏にロサリオの2塁打を皮切りに中谷がタイムリー3塁打で同点、更にチャンスで小野の代打鳥谷のボテボテの内野ゴロの間に勝ち越し点が入り逆転。更に7回裏には満塁のチャンスを作り糸井の押し出しデッドボールで1点追加。スカイAとMBSラジオの野球中継のレポートを参考に書いております。

 

【金本監督の勝利監督インタビュー】

アナ 昨日に続く逆転勝利。大きな1勝ですね。

 

金本 まあ、本当に小野の出来からすればね。よく勝てたなというのが本音ですね。

 

アナ その小野投手ですが、粘りのピッチングという表現でいいですか?

 

金本 いや(笑) 非常にそのへんの判断は難しいところだと思いますけど。結果、勝てたので、ランナーを出しましたけど、よく粘ったと言っておきましょうか。

 

アナ そして、打つ方ではロサリオ選手の2ベースから逆転と、中谷選手がよく打ちましたね。

 

金本 そうですね。右に強く打ってほしい場面でね、まさに本当にそのようにやってくれましてね。まあ、今は引っ張りの意識が強いと思うので、逆にああいう意識がいい方向に出たような気がしますけどね。

 

アナ 昨日、6打席ノーヒットという中での今日でしたから、本人も期するところがあったと思いますが。

 

金本 まあ、ちょっと不甲斐ない結果でしたけど、今日は石川との相性も良かったのもありますし、守りの面でしっかりと守ってくれているんで、そういうところでスタメンを決めました。

 

アナ ベテランコンビの能見と藤川が今日もしっかりと抑えましたね。

 

金本 そうですね。あの2人がいなかったらどうなっているのかなという、今のチーム状態ですけど、本当に連日いい仕事をしてくれています。

 

アナ それと、梅野が昨日今日といい場面で盗塁を阻止しましたね。

 

金本 まあ、あれも大きかったですね。ナイスボール、ナイス送球でね。少しでもズレたりすればね、セーフになるようなところをコントロールも良く、ちゃんと刺してくれましたね。

 

アナ さあ、明後日から巨人とDeNAとの6連戦です。いい1週間にしたいですね。

 

金本 まあ、本当にビジターで今年はいい成績なんで、ちょっと連戦が続いてリリーフがしんどいと思いますけど、これはどこのチームも同じなんで、踏ん張っていきたいですね。

 

 

勝利監督インタビューは以上です。

 

 

【その後の金本監督のコメント】

―小野について

金本 フォアボールが多かったので、早めの継投も考えたんだけれども、何とか5回までという思いがあった。よく粘ってくれたよね。でも、あのピッチング内容で勝利投手だからな。(※最後は不思議そうな表情で語る)

 

―同点タイムリーを逆方向に打った中谷の打撃について

金本 そういうサインを出したらいいんじゃないかという片岡コーチからの進言があって、出したんだ。これは大事でしたね。

 

―2安打のロサリオについて

金本 ロサリオは変化球を打っているし、スライダー系にも慣れてきて、あとはフォーク系に慣れてくれれば。

 

―決勝点となった鳥谷の内野ゴロについて

金本 ポップフライと三振だけは避けたい場面で、若手にもああいう事をやってほしいとずーっと言い続けてきてベテランがやってくれた。ああいうプレーだよね。これって言ってもなかなか出来なかったプレー。ヒットじゃなかったんだけれども最高のバッティングだよ。本人にも言いました。

 

 

以上です。

小野のピッチング見てたら不思議な勝ちです。

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