2018年8月16日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.読売ジャイアンツ戦で先発しプロ初完封勝利を果たした東京ヤクルトスワローズの原樹里について元横浜の平松政次、元ロッテの里崎智也、元横浜の高木豊がフジテレビアナウンサーの小澤陽子と共に語っています。
【この日の原の投球内容】
9回123球、被安打4、奪三振12、四死球0、失点0
今季4勝6敗 防御率3.47 (8/16の試合終了時点)
【原樹理のヒーローインタビューの一部】
原 最後の最後でホームランが入りそうだったんで、すごくドキッとしましたけど、終わってみて完封ができてすごく嬉しいです。中継ぎを経験して、一つ一つのアウトの積み重ねが大事ということに気付いて、その結果完封できたと思います。(12奪三振について)打たせて取るピッチャーなので、リードがそうさせてくれたのかなと思います。
アナ 原樹理投手が見事なプロ初完封を果たしました。先発復帰後3連勝ですが、平松さんから見ていかがでしょうか。
平松 まずは完封と完投の違い。子供がお小遣いを貰って1万円と100円の価値ぐらい違う。
アナ そんな違いますか。
平松 それぐらい完封と完投が違う。だから、良かったなと思いますけども。
高木 その例えいいですね。分かりやすい。それは嬉しいですね。
アナ フフフ(笑)
平松 原樹理っていうのは武器がシュートなんですよ。
アナ はい。
平松 シュートなんだけど、アウトコースにストレートとスライダーをコントロールができたら、これは勝てるというのが、もう今日のピッチングなんですよ。
アナ はい。
平松 高木さん、それぐらい外のストレートとスライダーのコントロールが良かったですね。
高木 スライダーのコントロールが良かったですよ。それとインハイにシュートをキャッチャーの井野が要求して、それに応えているんですよ。
平松 もともとシュートはいいんですよね。
高木 そうですね。
平松 シュートはいいんだけど、外のコントロールが課題だった。里崎さん、今日はもうこのコントロールだったら、キャッチャーはある程度は計算できますよね。
里崎 楽ですよね。バッターを見ながらインコースとアウトコース、そして変化球とストレートを使い分けられるんで。
平松 うん。
里崎 あと、インコースも井野の構えているところがちょうど良かったですよね。
平松 そうですね。井野も良かったですよね。
里崎 井野がアウトコースも含めて構えているところが良かったし、それに応える原樹理のコントロールもさすがでしたね。
平松 そうですね。
高木 対角線を上手く使っていましたよね。
平松 だから、このピッチングスタイルを目指して投げていて、力があるから完封ができた。
アナ ここからまた期待が高まりますね。
以上です。
原樹理はプロ野球ニュース系の解説者にやたら評価が高かったのでようやく本領発揮してきました。