2018年8月18日にテレビ東京で放送された「SPORTSウォッチャー」で横浜DeNAベイスターズでかつて監督をしていた中畑清が埼玉西武ライオンズの中村剛也と山川穂高の2人のスラッガーを比較しています。お笑い芸人のビビる大木とテレビ東京アナウンサーの鷲見玲奈と共に語っています。

 

【2人の身長と体重】

中村剛也 175センチ、102キロ

山川穂高 176センチ、108キロ

 

 

中畑 改めて今シーズンはホームランがめちゃくちゃ多いと思わない?

 

大木 多いですね。

 

中畑 特に打って話題を提供してくれているのは、西武のおかわり君と山川穂高。この2人の特別なところは、高めを簡単にホームランにするという技を持っている。

 

山川が高めのボールゾーンの球をレフトにホームランにする映像が流れる

 

中畑 これ見てよ!こんな高めのボールを普通はホームラン打てないよ。

 

大木 高い!ボール球ですもんね。

 

中畑 うん。

 

アナ 見ていると体型が大きいから打てるんじゃないかなと思うんですけど。

 

中畑 そんな簡単なもんじゃない。

 

アナ そうですか・・・。

 

中畑 デカかったらみんな打てんのかって、なるじゃない(笑)

 

アナ そうですけど、ただ、大きいからってわけじゃないんですね。

 

中畑 違うんです。ここから私の講座だよ。

 

大木 分かりました。では、中村剛也選手からいきましょうか。

 

中畑 では、中村選手から。

 

大木 はい。

 

中畑 これは非常にオーソドックスなんだけど。体重移動が物凄くスムーズなのね。トップの位置から打っているように見えるでしょ。

 

大木 はい。

 

中畑 これは彼しか出来ないのよ。あの体を利用してっていう風に見えてしまうのがそこなんだけど、彼は体重移動をものすごく簡単にやってホームランにするフォロースイングの大きさ。

 

大木 はい。

 

中畑 これは天性のものを持っていますね。

 

【キヨシが見る中村剛也の特徴】

体重移動を利用してHRを打つ

典型的なホームラン打者タイプ

 

 

中畑 おかわり君は非常に基本に忠実だなという感じがしますね。

 

大木 フォームがキレイですもんね。

 

中畑 それで、ちょっと異質なのが山川選手のホームラン。これは特別だね。

 

大木 山川選手。

 

中畑 高めを打つときにさ、バットのヘッドを立てたまま練習で縦振りをしているんだよね。(※レベルスイングとかではなくて、バットを立てたまま振るような感じ)

 

大木 はい。

 

中畑 これ練習まではできるんだけど、実際に試合でボールが来た時にこの縦振りで実際にホームランを打てるバッターというのは、これは山川しか見たことないね。

 

アナ へぇ~。

 

中畑 高めのホームランなんかを見てほしいんだけど、軸を回転させて打つ技術。この技術はもしかしたらイチロークラスの難しい技術を身に付けている選手かと思います。

 

【キヨシが見る山川の特徴】

リストワークでバットのヘッドを立てたまま打つ

イチロー並みに高い技術

 

大木 天性ですか?

 

中畑 天性だね。オリジナルを持っている選手だね。

 

大木 そうするとキヨシさん、野球少年はどちらを参考にするといいですか?

 

中畑 これはハッキリと言いましょう。おかわり君のスムーズな体重移動の打撃は負担の少ない怪我の少ないバッティングになるんでね。これを是非、真似してほしいなと思いますね。

 

大木 そこからオリジナルですね。

 

中畑 そういうことです。

 

 

以上です。

山川の説明のところでキヨシの滑舌が悪くて聞き取りにくいので少し曖昧な感じになりました。

おすすめの記事