2018年8月にBSスカパーで放送された「プロ野球ワイド2018」で東北楽天ゴールデンイーグルスのアマダーがドーピング検査に引っ掛かった問題でヤクルトで監督をしていた真中満がドーピングにまつわる色々な話を語っています。番組MCの中川家の礼二(以下礼二)お笑い芸人のかみじょうたけし(以下上条)お笑い芸人のレッド吉田(以下吉田)と共に語っています。

 

上条 ちょっと残念なニュースが。

 

礼二 何ですか?

 

上条 アマダー選手です。

 

礼二 あー、アマダーな。

 

上条 ドーピング検査にちょっと引っ掛かってしまったという。でも、これ本人は身に覚えがないと言っているんですよ。

 

礼二 うん。

 

上条 ドーピング検査ってプロ野球ではどうなっているんですか?

 

真中 そうですね。そもそも薬とか市販の風邪薬とかあるじゃないですか。

 

上条 はい。

 

真中 あれは飲む前に球団に必ず届出を出すんですよ。

 

上条 なるほど。

 

真中 だから、例えば夜に急に熱が出たからといって、薬を飲むとかほとんどしないんです。まず確認をしますから。だから、そういう点ではアマダーの自己管理がどうかと思うんですけど。

 

吉田 あと、ドーピング検査をしにくる時というのは、抜き打ちなんですか?

 

真中 それは年間でだいだい5試合から多くて10試合ぐらいなんですけど、試合前に今日はドーピング対象試合ですということを公表してくれるんですよ。

 

吉田 えー。

 

真中 今日は終わったらドーピング検査しますよとアナウンスする。アナウンスして、確か5回裏が終わった後に抽選で各チーム2人ずつくじ引きをするんです。

 

上条 試合中ですよね?

 

真中 試合中です。それで2人が選ばれる。

 

上条 それはアマダー選手も抽選で・・・。

 

真中 当たったはずです。

 

上条 当たったんですか(笑)

 

礼二 そやけど、薬を飲むときとか成分が分からんから自分勝手には飲めないですね。

 

真中 飲めないです。必ずトレーナーが管理していますんで、自分ではまず飲まないですね。栄養ドリンクすら飲まないと思います。

 

礼二 えー・・・厳しいですねぇ。

 

上条 過去にドーピング検査に引っ掛かった選手が何人かいます。

 

ガトームソン

投手

SB

2007年7月に服用していた飲む発毛剤から禁止薬物が検出

20日間の出場停止、球団に750万円の制裁金

ゴンザレス

投手

巨人

2008年4月に覚せい剤取締法規制の薬物が検出

1年間の出場停止 球団は契約を解除

リオス

投手

ヤクルト

2008年5月に筋肉増強剤の一種を検出

1年間の出場停止 球団は契約を解除

井端和弘

選手

中日

2011年7月に禁止薬物検出も、眼科治療による例外の再申請を球団が怠っていたため処罰対象に

本人はけん責、球団に制裁金300万円

 

上条 4選手いるんですよ。

 

礼二 ほー。

 

上条 ガトームソン投手は服用していた飲む発毛剤から。

 

礼二 発毛剤!

 

吉田 これ可哀想やねぇ。

 

上条 発毛剤で制裁金が750万円ですからねぇ。

 

礼二 これは高くついたねぇ。

 

上条 ちょっと見てみると、ガトームソン投手、ゴンザレス投手、リオス投手って全員ヤクルトに・・・。(※ガトームソンは2005年と2006年にヤクルトに所属)

 

真中 でも、ガトームソンは発毛剤をしても毛が生えてなかったですね。

 

一同 ハハハ!!(大爆笑)

 

礼二 いやいや、そこはもういいじゃないですか(笑)

 

上条 そこは別に聞いてないです(笑)

 

礼二 効き目があって払うならしょうがないと思うけどねぇ。

 

真中 そうですよね。

 

上条 ちょっと楽天としては辛いニュースでした。

 

 

以上です。

抜き打ちで検査するにしても5試合から10試合ぐらいなもんなんですね。

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