2018年8月26日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.福岡ソフトバンクホークス戦の延長12回裏のノーアウト満塁で打者グラシアル、カウント0ボール2ストライクという場面で埼玉西武ライオンズのキャッチャーの森友哉が要求した高めへの釣り球について元横浜の高木豊、元南海阪神の江本孟紀、元日ハムの岩本勉がフリーアナウンサーの松岡俊道と共に語っています。

 

【満塁弾を打ったグラシアルのコメント】

グラシアル 絶対に打たなければいけない場面で打てて非常に嬉しい。

 

【状況】

8-8の同点で延長12回裏ノーアウト満塁

バッターグラシアル

カウントは0ボール2ストライクと完全に投手有利

キャッチャーは真ん中高めの釣り球要求

完全な釣り球ではなく少し高めにピッチャーが投げてしまう

それをグラシアルが叩いてサヨナラ満塁ホームラン

 

 

アナ 最後のグラシアルとの勝負の場面です。

 

高木 はい。

 

アナ 2つのファールの後、0ボール2ストライクの場面になったところが一つのポイントだったのかなという気がしますが。

 

高木 まあ、外野フライでも犠牲フライでサヨナラ勝ちじゃないですか。

 

アナ はい。

 

高木 江本さんと岩本さんはピッチャーなのでお聞きしますけど、2ナッシングからあそこにいきますか?(※西武のキャッチャー森は高めの釣り球を要求)

 

江本 まあ、俺もあそに投げてよく打たれたけどね。

 

一同 (笑)

 

高木 そうですか(笑) じゃあ、同じ結果を味わっているんですね。

 

江本 やっぱりね、バッターからしたら高めは外野フライを打ちたいという意識があるじゃないですか。

 

高木 そうそう。

 

江本 高めは投げるときはやっぱり気を付けないといけないわな。

 

高木 そして外国人だし、パワーも余計にありますもんね。

 

江本 そうそう。

 

高木 ガンちゃんはどうですか?

 

岩本 僕はこういう場面で釣り球って必要ないと思っているんですよ。

 

高木 うん。

 

岩本 よく仰け反らせる球と表現されますけど、その1球はすごくもったいないと考えているタイプだったので、もうあそこはワンバウンドになる球で勝負するべきかなと。

 

高木 うん。

 

岩本 結果も結果だけに思ってしまいますね。

 

高木 そうだね。

 

岩本 その落ちる球ならバットに当たったらダブルプレーもあったわけですよね。

 

高木 うーん。

 

岩本 ちょっと悔やまれますよね。

 

 

以上です。

状況が状況だけにこれは結果論では片付けられない高めへの釣り球要求となりました。

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