2018年9月4日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.中日ドラゴンズ戦で9回裏に6点ビハインドから追い付いて、11回裏にサヨナラホームランで大逆転勝利をおさめた東京ヤクルトスワローズについて元横浜の高木豊と楽天で監督をしていたデーブ大久保がフリーアナウンサーの堤友香と共に語っています。

 

アナ すごい試合でした。6点差を9回からひっくり返しましたね。

 

高木 台風の影響でお客さんがちょっと少なかったんだよね。(※この日の観衆数は14582人)

 

アナ そうですね(笑)

 

高木 こんないい試合を見れなくてもったいなかったねぇ。

 

アナ 確かに熱い試合でしたよね。

 

高木 デーブさん、勝負事って諦めたら終わりなんですけど、9回に6点差あったらどう思う?ちょっと諦めかけるよねぇ。

 

大久保 普通は反撃もしないぐらいの点差ですよね。

 

高木 でも、西浦が見事なんですよ。まず9球粘って出塁するという、このしつこさ。

 

大久保 相手チームからしたら先頭が出たり、粘られたら一瞬イヤな感じがしますもんね。

 

高木 ですよね。それで続く武内の4年ぶりのホームランがここで出る。

 

大久保 まあ、ここで攻撃の流れが普通は終わりますよね。

 

高木 普通はね。ホームランって流れを切っちゃうからね。

 

大久保 流れが切れるからホームランで良かったな、ぐらいのね。

 

高木 そこから繋いで2ヶ月ぶりのスタメンの大引が同点打を打っちゃう。

 

アナ うん。

 

高木 この西浦、武内、大引というのは今シーズン出遅れているというか、何か1軍と2軍をいったり来たりというか、そういう選手だったんですけど。それで、最後に出番が少ない上田がサヨナラホームランを打っちゃう。

 

大久保 ハハ(笑) すごいな(笑)

 

高木 いや、すごいなじゃなくて。

 

一同 ハハハ(笑)

 

高木 そういうコメントになってもしょうがないけど、チームワークというか、何かヤクルトも乗ってきているという感じがしませんか?

 

大久保 ねぇ。

 

高木 ねぇ、じゃなくて。

 

大久保 いやいや(笑)

 

高木 まあ、奇跡に近い感じですよね。

 

大久保 中日もキャンプで練習していましたけど、ヤクルトの方が異常なバッティング練習量とか。

 

高木 まあ、確かに。

 

大久保 結局、習慣じゃないですか。習慣付けちゃうと、練習ってずっと積み重ねてくるから、そういう結果ってここに来ても出るのかなと感じましたけどね。

 

高木 まあ、見事なチームワークとチーム内での競争がまた生まれた勝利だったと思います。

 

 

以上です。

まさか9回裏が始まった時点でさすがに勝てないだろうとほとんどが思っていたんじゃないですかね。

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