2019416日にBS1で放送された『ワースポ×MLB』でこの日のシンシナティレッズ戦で今季4試合目の先発をしたロサンゼルスドジャースの前田健太のピッチングを元ロッテの黒木知宏がフリーアナウンサーの山本萩子と共に解説しています。

 



この日の前田の投球内容

62/3 98被安打4 奪三振5 与四球3 失点1

今季31敗 防御率6.11(4/16の試合終了時点)

 

 

前田の試合後のコメント

前田 前回のカージナルス戦ではチェンジアップの落ちが悪かったので良くなるように努力しました。少し球数が多くなったイニングは力が入ってしまったので、そのあとはしっかり修正していつも通りのピッチングができたかなと思います。先発ピッチャーが長いイングを投げれば勝ちにつながると思うので、その仕事ができて良かったと思います。

 

 

黒木の解説

アナ 前田投手、これでメジャー通算40勝。そして今日は62/3を投げ1失点のナイスピッチングでした。

 

黒木 はい。相手の打者と自分をしっかり見れた投球だったかなと思います。

 

アナ そして4回から配球が変わったように見えたんですけど。

 

黒木 はい。これをご覧ください。

 

球種割合
1回~3回4回
チェンジアップ 36%フォーシーム 72%
フォーシーム 26%チェンジアップ 14%
スライダー 26%スライダー 14%
カーブ 12% 

 

黒木 1回~3回は満遍なく色んなボールを投げてますよね。

 

アナ はい。

 

黒木 ただ、4回のフォーシームの割合を見てください。72%28球中20球がフォーシームに変わったんですよね。

 

アナ 極端に変わっていますが、これは何故なんでしょうか?

 

黒木 これはスライダーの状態があんまりよろしくなかったんですよね。打ち取ってはいるんですけど、今日に関しては非常に危険な球です。

 

アナ はい。甘く入っていたと。

 

黒木 はい。もしかしたら捕まっていた可能性もあるんですけど、配球的にうまく抑えたのかなという感じがしますけど。特にピッチャーの打順の周りに打たれたんですよね。2ベースやらを。

 

アナ はい。

 

 

黒木 このときに今日はちょっとスライダーを投げない方がいいんじゃないのかなと感じたと思うんです。

 

アナ 今日はスライダーが真ん中に集まっていましたよね。

 

黒木 はい。甘いですし、変化も少ないんですよね。それに加えて4回の先頭打者プイーグの場面なんですが、これは両方相手を熟知しているんですね。

 

アナ 元チームメイト。

 

黒木 はい。ここでやっぱり最終的には力勝負でいこうということで高めのフォーシームを使いながらもプイーグを抑えていきましたよね。

 

アナ はい。

 

黒木 ここから前田投手が非常に状態が上がってきたと思いますね。

 

アナ 4回にプイーグを仕留めたフォーシームはかなりの高めでしたね。

 

黒木 はい。相手打者を見ながら、それをゲームの中で変えていく前田投手のスゴさというものを今日は見れましたね。

 

アナ ということは、今日の前田投手に関しては前回登板のときに黒木さんが言っていた「フォーシームは高く、変化球は低く」というのをちゃんとできてたということですか?

 

 

黒木 はい。高いボールも使いながら強いフォーシームを使っていく。そしてそれを使っていくことによってスライダーやチェンジアップが非常に有効的になってくるので。今日はそれをうまく実践できたピッチングでしたね。

 

 

以上です。

きっちりまとめました。
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