2018年4月25日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvsヤクルト戦で安定したピッチングで4勝目をあげた阪神タイガースのメッセンジャーについて元横浜の平松政次、元ヤクルト広島の笘篠賢治、元横浜の野村弘樹がタレントの稲村亜美と共に語っています。
【ここ日のメッセージの投球内容】
7回110球、被安打3、奪三振6、四死球2、失点1
防御率1.82 (4/25の試合終了時点)
野村 平松さん、メッセンジャーが4勝目。
平松 そうなんです。しかし、立ち上がりがね、立ち上がりというか、そんなにスピードがないんですよ。
野村 もう試合を通して?
平松 はい。今日の最速が146キロぐらいで。
野村 はい。
平松 普通は150キロ以上をバンバン投げてくる。
野村 150近いストレートを投げ込んできますよね。
平松 まだエンジンはかかってきてないと思うんですよ。しかし、自信というかプライドというか。
野村 はい。
平松 堂々と勝負をしていって、このピッチャーはもう逃げないですよ。これで4勝したわけなんですけども。これで暖かくなってきてエンジンがかかってくるともっともっと素晴らしいピッチングをすると思いますよ。
野村 今日、平松さんが見る限りではコントロールであったり色々ある中で1番気になったのは球威ですか?
平松 やっぱり球威ですよ。4勝目をあげてもまだ球威が上がってきてない。球威が上がってくるともっと手強いピッチャーになる。毎年、素晴らしい成績をあげていますけど、そういうふうになってくるんでね。
野村 はい。
平松 まだ本人もストレートのキレには満足してないでしょ。
野村 そうでしょうね。マウンドを降りる時の表情もそんなに明るい表情してないですからね(笑)
平松 そうですよね(笑)
野村 苫篠さんはいかがですか?
苫篠 まだまだ上がってきますよね。それとメッセンジャーの良いところは上から角度なんですよ。
野村 はい。
苫篠 あの角度があってチェンジアップがあって大きなカーブがあってっていうのが膝元に決まりだせばますます打てなくなりますよ。
野村 うん。
苫篠 今年は相当勝つんじゃないですか。
野村 そんな雰囲気ですね。楽しみではあるんですけど、相手からしたらイヤなピッチャーになってきますよね。
稲村 そうですね。
以上です。
メッセンジャーがほぼ完璧に抑えた試合でした。平松は球威がまだまだと言ってますが今年のメッセンジャーはコントロール重視になっていますので押さえ気味らしいです。夏場は更に球威も上がるのかもしれませんが。