2020年9月30日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.阪神タイガース戦で先発し、今季4度目の完封勝利、7勝全て完投している中日ドラゴンズの大野雄大のピッチングについて元横浜の平松政次、ヤクルトで監督をしていた真中満、中日で監督をしていた谷繫元信がフリーアナウンサーの黒澤詩音と共に語っています。

 

大野のヒーローインタビューの一部

大野 どんどんストライクゾーンで勝負できてるから、球数も120球とか130球にいかずに最後まで投げ切れているので、そうやって勝負できていることが完投に繋がっていると思います。投げる試合は1つも落とせないと思ってますし、多分残り5試合ぐらい投げると思うので全力でやっていきたいと思います。

 

 

大野を語る

この日の大野の投球内容
9回107球 被安打2 奪三振9 四球0 無失点
今季7勝5敗 防御率2.18(9/30の試合終了時点)
7勝全てが完投!

 

アナ 中日が大野投手の完封で阪神に勝利しました。今季の7勝全てが完投ということで。

 

真中 谷繁さん、今年の大野はどうですかね?

 

谷繁 いいですねぇ。スタミナがあるしストレートの走りもいいし。

 

真中 そうですね。

 

谷繁 やっぱりストレートが走っているんで、右バッターから逃げるチェンジアップも効果的ですよね。まあ、本来のストレートの走りに戻りましたよね。

 

真中 ふてぶてしい大野が帰ってきましたよね。

 

谷繁 いや、あれはかなり作ってますよ(笑)

 

真中 あっ、そうなんですか(笑)

 

谷繁 本当はもっとおちゃらけたいんですよ。今はグッと我慢して頑張ってますよね。

 

真中 はい。平松さん、大野についてはどうですか?

 

平松 これ本当の先発ピッチャーなんですよ。

 

真中 そうですよね。

 

平松 だから100球だとか、或いは5回6回だとか、大野に関しては全然そんな話が出ないじゃないですか。とにかく行けるところまで行けと、打たれたら交代と、これが先発ピッチャーなんでね。

 

真中 うんうん。

 

平松 先発ピッチャーは大野を見習ってほしい。先発ピッチャーはとにかく完投するんだというつもりで試合に投げる。そんなに疲労なんか溜まらないんだから。

 

真中 はい・・・。まあ、疲労が溜まらないのは平松さんだけだと思うんですけど(笑)

 

平松 いやいや、そんなことないよ。

 

真中 とにかくシーズン7完投は素晴らしいです。

 

アナ はい(笑) そして中日は今シーズン、甲子園での初勝利となりました。

 

 

以上です。

平松さんの時代って一部のバッター以外は弱すぎたから完投ができたんじゃないかな。
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