2018年10月19日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でセ・リーグ、クライマックスシリーズのファイナルステージで3連勝し日本シリーズ進出を果たした広島カープと敗退した読売ジャイアンツについて楽天で監督をしていたデーブ大久保、元ヤクルト広島の笘篠賢治、元横浜の高木豊がフリーアナウンサーと共に語っています。
CSファイナルステージ 結果
第1戦 6-1で広島の勝利
第2戦 4-1で広島の勝利
第3戦 5-1で広島の勝利
広島巨人のシーズン対戦成績
広島の17勝7敗1分
アナ 広島がクライマックスシリーズファイナルステージで3連勝。日本シリーズ進出を決めました。
大久保 強かったですねぇ。
アナ でしたねぇ。まず勝ち抜いたポイントを苫篠さんからお伺いしたいと思います。
苫篠 一つは過去の経験があるんですよね。去年はファイナルステージで敗れましたけど、キャッチャーの話だと、2016年のCSでは石原が主に出ていたんですね。會澤はその年の日本シリーズにもほとんど出てない。それで2017年は會澤は試合に出ていたんですけど、リードの方であっぷあっぷでバッティングもおかしかった。
大久保 確かにね。
苫篠 それで去年の経験が今年に生きているという。まあ、経験という部分が一つありますよね。
大久保 うーん。
苫篠 それと調整がしっかりと出来て、やっぱりピッチャーがキッチリとゲームを作ってくれましたよね。
アナ 豊さんはどうご覧になってますか?
高木 僕は1年間やってきたものはやっぱり正直だなと思っていて。
アナ はい。
高木 巨人から見るとシーズンでは7勝17敗なんですね。その数字通りのファイナルステージだったと思いますね。まあ、お互いにそんな気持ちで戦っていることはないと思うんですけど、やっぱりやってしまうとそうなってしまう。
アナ うん。
高木 それと広島は万全の状態で待っていた。巨人はファーストステージで菅野を使った。ジャイアンツにはコマがなかったというね。そういうシリーズでしたよ。だから、1年間トータルで見ると広島は巨人を圧倒していたわけですからね。それが正直に出たシリーズかなと思います。
アナ 巨人はシーズンとは違う表情を見せていたファーストステージの戦いの中で、それでもやっぱり広島が勝つということなんですよね。
大久保 ファーストステージを見ていたら巨人いけんじゃねーかって思いましたけどね。
高木 そうですね。ただやっぱり苦手意識がある。7勝17敗って、我々のときは対巨人に25試合ぐらいあって4勝ぐらいしか出来ないときがあって、それに数字がまあまあ似てますよね。もう本当に勝てる気がしなかったですもんね。
笘篠 でもね、巨人は岡本が4番で一本が出ない苦しさというか。ここがもうファーストステージで一本出ていれば全然変わったんじゃないかと思うんですよね。
大久保 確かに。
笘篠 カープはとにかく岡本の前にランナー溜めたくないというのがピッチャー陣の合言葉でありましたから。その中で岡本が苦しんだというのが巨人の苦戦の要因にあったんじゃないかと思いますね。
以上です。
アッサリ勝ち上がりました。巨人はマツダで呪われていますね。