2018年11月16日にBS朝日で放送された「スポーツクロス」で読売ジャイアンツの若き4番、岡本和真を村田修一と古田敦也が高柳愛実と共に語っています。
『注目の若手選手』というテーマで話が始まります
古田 これは村田君に聞きたいですね。どうですか?
村田 今年なんかは僕が退団して、岡本が25番付けてくれて急成長したので。
古田 そうですね。
村田 あんまり見る機会がなかったので、岡本とかは古田さんにどんな風に映っていたのかなと。
古田 やっぱり2017年とかは物足りない部分があったんですけど、それはちょっと変な言い方だけど、いい意味で村田君がいなくなって『やらなきゃ』っていう気持ちになったんでしょうね。
村田 はい。
古田 高橋監督から期待されているのも分かっていますから、そういう自覚みたいなのが芽生えて、途中から凄かったですね。夏場とかも。
村田 4番で3割30本100打点というのは凄いなと感じましたね。
古田 与えられた環境がかなり変わったのがかなり大きい思いますね。今日、仮に4打席ノーヒットに終わっても明日があるから、そこで取り返せばいいと思えるか、今日ヒット1本打っとかないと明日出れるか分からない、というのはだいぶ差があるんですよ。
高柳 はい。
村田 ちょっと話した時には、スタートの時点である程度の成績が付いていたので、本当に今まで2軍でやってきたような精神状態で野球できていたと話していたんで。
高柳 2軍ではリラックスして。
村田 今まで2軍ではしっかりと結果を残して1軍に上がってくるんですけど、そこで1軍に来たときにはボーダーラインなんで、『今日打たないと、明日打たないと』っていう精神状態でやっていたという。
古田 うーん。そういう意味では、少しゆとりを持って相手の配球を読んだり。本来、長距離打者というのは狙い球を絞るんですよね。簡単に三振することもあるんだけど、ただそれが当たった時には長打があるぞという選手になっていくんで、そういう意味で言うと凄味が増してきたなという気がしますね。
以上です。
岡本のブレイクの理由は精神的ゆとりみたいです。