2018年12月3日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」で2018年シーズンをもって現役を引退し、現在は読売ジャイアンツのコーチをしている杉内俊哉が福岡での10年と巨人での7年について元横浜の野村弘樹、元阪神ダイエーの池田親興、中日で監督をしていた谷繁元信、そしてフジテレビアナウンサーの内田嶺衣奈と共に語っています。

 

アナ ホークスとジャイアンツでのプロ生活をお伺いしたいと思います。

 

野村 まずホークスで10年、そしてジャイアンツで7年ですけども、やっぱりチームの雰囲気とかは両チームそれぞれ違いましたか?

 

杉内 そうですね。なんて言うんですかね、ホークスの時は野手との関係があんまりなかったですね。ピッチャー同士はスゴく仲が良かったんですけど、野手とはそこまでご飯に行ったりとかはなかったですね。

 

野村 じゃあ、バッテリーやピッチャーとは仲がいいけど、野手と交流するのはあんまりなかった?

 

杉内 あんまりなかったですね。

 

野村 はいはい。

 

杉内 それでロッカーもですけど、最後の方は一緒でしたけど最初の方は完全に分かれてましたし。

 

野村 あっ、ピッチャーと野手で?

 

杉内 はい。ジャイアンツに来てからは野手ともよく食事に行きましたし、それはありましたね。

 

池田 入団1年目の若い時から入ってきて、関係を構築していく間というのがあるんで、それでやっと自分が成績を残してみんなを見始めたときにそういう関係ができたけど、ジャイアンツに行ったときはプロ野球選手として横の繋がりができて行ってるから立場がちょっと違うよね。

 

杉内 そうですね。違うかもしんないですね。

 

野村 入った時の立ち位置が違いますもんね。

 

杉内 当時のホークスではやっぱり派閥が多かったですね。

 

一同 ハハハ(爆笑)

 

杉内 別に悪い意味じゃないですけど。

 

池田 まあ、個性がけっこう強い人がいたからね。

 

野村 もうグループが決まってきてるという。

 

杉内 小久保派、城島派、井口派とか、そういうのがありました。

 

谷繁 悪い意味じゃなくてね(笑)

 

杉内 はい。そうです。

 

野村 それでもホークスとジャイアンツで3度ずつリーグ制覇してるんだよね。日本一が2回ですか?

 

杉内 3回ですかね。

 

野村 あっ、3回なんですね。スゴいですよね。

 

杉内 そうですね。けっこう多いですよね。

 

野村 うーん。

 

杉内 途中で5年連続優勝があったので。ホークス2年やって、ジャイアンツで3年やったのが。

 

野村 うん。

 

杉内 いい経験させてもらいましたね。

 

野村 それで優勝が決まる試合にけっこう投げてるでしょ。3試合ぐらいね。

 

杉内 そうですね。2試合ですかね?

 

野村 うんうん。

 

池田 優勝決定試合の主戦で投げられるというのがね。それだけスゴかったということでしょうけどね。

 

 

以上です。

ホークス内での派閥の話は興味深いですね。

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