2018年5月4日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でこの日のアストロズ戦で6回まで無失点に抑えていたが7回に捕まったニューヨークヤンキース田中将大のピッチングを元巨人の高橋尚成がフリーアナウンサーの平原沖恵と共に分析しています。
【この日の田中の投球内容】
6回0/3、83球、被安打5、奪三振5、四死球1、失点3
シーズン防御率 4.39
【田中の試合後のコメント】
田中 6回まではしっかりと抑えられたと思いますけども、7回は相手にうまく打たれた部分もありましたけども、やっぱり、ああいうところでランナーをためしまったことが降板の原因になったと思うし、まだまだ自分の力の足りないところだなと思います。
アナ 田中投手、残念ながら3連勝とはなりませんでしたが6回までしっかり抑えることができたと話していましたね。
高橋 そうですね。連勝が止まったのは残念でしたけど、今日のピッチングは本当に良かったと思うんですよね。去年のポストシーズンと同じような攻めをしていたのかなと思うんですよね。
アナ はい。
高橋 去年のポストシーズンを参考に多分、今日のピッチングがあったんじゃないのかなと思うんですよね。だから、変化球中心で投げていったと思うんですよね。特に良かったのが高めのボールをみせて、その後に低めの変化球で打ち取ることができていたんですね。
アナ 良かっただけに悔やまれるのが連打とデッドボール、そして満塁で降板した7回。
高橋 そうですね。でもね、7回のピッチングも悪くなかったと思うんですよね。
【7回裏の映像を見ながら解説】
高橋 先頭打者のグリエルに対して上手く打たれているんですよね。(外のボールになるスライダーをレフトに運ばれる)。ちょっとバッターは変化球に意識がきているのかなという感じでしたね。(次の打者の)レディックにもいい球だったのに上手くすくわれてしまった(スプリットの低めのボール球をセンターの前に落とされる)。ワンバンするようなボールですから。
アナ はい。
高橋 それで、(次の打者のブレグマンには)デッドボールじゃないような気がするんですよ。当たってないように見えるんですけど判定では当たってしまったということで。(スローで見ると当たっていませんでした)
アナ うーん。
高橋 不運当たりが続いたのと不運なデッドボールだったと思うんですよね。
アナ はい。
高橋 それより、やっぱり田中投手の交代にちょっと疑問が残るんですね。こういうピンチを凌いできたからこそ、今の田中投手という大投手がいるんですよね。そういう意味ではブーン監督が、うーん、ちょっと何で代えたのかなというところでしょうね。
アナ この時点ではまだ83球だったんですよね。
高橋 そうですね。代わったグリーンもノーアウト満塁で投げなきゃいけないのはスゴく大変じゃないかなと思うんですよ。ちょっと疑問でした。
以上です。
3点差で83球、ノーアウト満塁で代えますか?というところですよね。監督は最善策を取ったつもりが大失敗でしたね。長いシーズンなんだから信頼しなきゃいけないところですよ。