2019年2月25日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』で福岡ソフトバンクホークスのデニス・サファテと森唯斗が対談しています。聞き手は池田親興でたまに通訳さんも出てきます。

 



二人の関係

池田 二人が並んで一緒にインタビューするのは久しぶりのような気がするんですが。

 

サファテ ロングタイム。

 

森 そうですね。

 

池田 久しぶりに会った時にお互いにどういう言葉を掛け合ったんですか?(※久々の再会は2019年2月10日@宮崎キャンプ)

 

森 僕は普通に「元気?」と。しっかり熱いハグをしました。絶対(サファテが)来るなと思ってたんで期待通りです。

 

サファテ まずはみんなと握手やハグをしたんだ。唯斗が最後に来るのは僕も分かっていたよ。今まで5年間どこに行くのも一緒だったからね。去年1年間会えなくて寂しかったけど、唯斗の活躍は本当に誇らしく思うよ。セーブ王まで獲得して嬉しい限りさ。

 

池田 キャンプでサファテ選手のピッチングを見させてもらったんですが、ここまでは順調に仕上がってきてますかね?

 

サファテ (英語で喋り続ける)

 

森 僕が訳していいんですか?

 

池田 はい。訳して。

 

森 「マウンドもいいし、いい感じで投げれてるし、ユニフォームも着たら気合いも入るんで、やってやろうという気持ちでいます」。

 

サファテ スゴイ。

 

通訳 そうですね。60点くらい・・・。

 

池田 60点。二人で会話する時は英語でやるの?

 

森 半々ですね。

 

サファテ イヤァーイヤァー。

 

通訳 8割くらい英語ですね。

 

池田 8割英語。進歩したんだね。

 

森 はい。

 

通訳 デニスの英語だけなんですよ。他の人の英語になると急に耳を塞いじゃう。

 

池田 そうなの?

 

森 そうなんです。分からないです。

 

 

2018年を振り返る

池田 昨年をちょっと振り返ってもらいたいんですよ。

 

森 はい。

 

池田 去年はキャンプが終わって、シーズンが入ったところでデニスがいなくなって、実際気持ちはどうだったの?

 

森 翔さんもいなくなったし、「これはまずいな」と思って。「しょうがないな いる人で頑張ろう」っていう気持ちになりましたね。最初の頃はマウンドに上がる度に緊張してて、それをずっとデニスはやってたんで。

 

池田 うん。

 

森 デニスはやるな、凄いなとやっぱり思いましたね。

 

池田 自分がやった時にデニスの凄さが分かったという。

 

森 はい。もっと分かりましたね。

 

サファテ イエス。クローザーが一番キツいのは精神面じゃないかな。9回に登板したら後ろには誰もいない。自分が終わらせなきゃいけないんだ。若い選手はその恐怖心に負けてしまうことが多いんだけど、唯斗は過去にも僕が休んだ時に9回に投げてくれたことがあったからね。アメリカで見ていて「さすがだな」と思ったよ。

 

 

サファテからプレゼント

池田 去年頑張った唯斗にプレゼントをあげたみたいですね。100円ショップで買うというコメントを聞いたんですが。

 

サファテ そうさ!100円ショップで箸か何かをね。まだあげてないけど、アイデアは浮かんでいるんだ。もうすぐあげるつもりだよ。

 

池田 まだ貰ってないんだな。

 

森 そうですね。

 

池田 自分からは何かお願いしなかった?

 

森 自分は何でもいいんで。

 

サファテ 唯斗の奥さんに電話して聞いてみるよ(笑)

 

森 そうですね(笑)

 

池田 そうしたら100円ショップじゃなくなるかもしれない。

 

サファテ いや、100円ショップでいいんじゃない?ダイショーブ。

 

 

お互いライバル

池田 まあ去年は唯斗があれだけやって、デニスが戻ってきて、これからの二人の関係はどういう風になるんですか?

 

森 いや(笑)

 

池田 みんなが気にするところじゃない?仲がいいのは分かってるし。

 

森 逆に僕が「9回に投げたくない」って言ったら、僕のレベルも上がらないと思うし。そこはやっぱりぶつかっていけないと思って。僕の方がレベルは全然下なんで、デニスを追い越すくらいの気持ちでいかないと僕のレベルが上がらないと思うし。でも仲はいいですよ(笑)

 

池田 うん(笑)

 

サファテ もし唯斗が一言でも「デニスが帰ってきたからクローザーは自分じゃない」と言ったら僕は本当に怒るよ。去年あれだけやったんだから、「俺がクローザーだ」という言葉を聞きたい。僕も今年で38歳。二人とも投げられる状態だったら、あとは監督が決めることなんだ。もちろん僕自身もクローザーが自分の仕事、居場所だと強く思っている。ただ、それが二人の関係に影響があるかと問われれば、それはノーだ。僕らの仲は問題ないさ。

 

池田 デニスはキングオブクローザーでキングと呼ばれて、その時に(森のことを)何て呼んだ?

 

サファテ クイーン・オブ・クローザー(笑)

 

池田 ハハ(笑) そのキングとクイーンの関係ってちょっとややこしくないですか?(笑)

 

サファテ キングは一人だからね。唯斗はまだ1年だからクイーンくらいにして、僕が陥落したらキングをあげる。「次期国王」だね。

 

池田 次期国王なんだね(笑) なるほどそういう意味ね(笑)

 

 

お互いの羨ましいところ

池田が『相手の○○が欲しい』と書かれたフリップを出す

 

池田 相手のどういう能力がほしい?

 

森 僕はやっぱり強烈な真っ直ぐ。あの真っ直ぐがあれば投球の幅も増える。僕はカットもいいし、フォークもいいし、カーブ、ツーシームもいいんで、あの真っ直ぐがあれば言うことないですね。

 

サファテ 54セーブも夢じゃないね。僕はやはり彼のカットボールが素晴らしいと思うね。僕もカットボールやスライダーを練習するんだけど、全然モノにならないんだ。唯斗のカットボールがあれば幅が広がるからね。あとはゴルフのアプローチかな。

 

森 ハハハ(笑)

 

池田 上手いの?

 

サファテ スゴイ。イエス、イエス。

 

 

お互いの直してほしいところ

池田 (フリップを出して)次の質問は『相手の○○を直してほしい』です。

 

サファテ 1つだけ直してほしいのは何でも全力でやり過ぎてしまうところかな。ブルペンで肩を作るのも最初から全力。まだ登板があるかも分からない時もね。自分の状態を確認しながら、うまく自分の体と付き合ってほしい。この5年間突っ走ってきたけど、唯斗には37~39歳まで元気に投げてほしいんで。抜く時は抜く、やる時はやるということを覚えてほしいね。

 

池田 心配 してくれてるね。

 

森 心配されてますね。いいこと言ってくれますね。

 

池田 悪口か何か出てくるのかと思ったんだけど(笑)

 

サファテ ハハハ(爆笑)

 

池田 逆に次が言いづらくなる(笑)

 

森 本当に僕、直してほしいところないです。

 

池田 ない。

 

森 はい。家族にもスゴいし、チームメイトにもスゴいし。もう本当に直してほしいところはないです。

 

池田 直さなくていいと。

 

サファテ マジデ?(日本語)

 

森 マジで(笑)

 

サファテ 日本語もうちょっと上手くなれとか?

 

森 あぁ、そうですね。

 

サファテ モウチョット勉強シマス(日本語)

 

池田 ハハハ(笑)

 

 

最後の質問

池田 じゃあ、最後の質問です。(フリップを出して)『ソフトバンクの守護神は○○ダ!』。

 

森 森です!

 

サファテ モリ?フー・・・甲斐野。

 

一同 ハハハ(笑)

 

サファテ 自分が万全の状態だったら、間違いなく自分だと言わなきゃいけないね。ファンも「クローザーはサファテだ」という言葉を聞きたいだろうしね。

 

森 ハハハ(笑) でもそこには負けないです。はい。

 

 

2019年シーズンの意気込み

森 昨年リーグ優勝できなかったので、今年はリーグ優勝して日本一になって、僕がしっかり投げて試合を終わらせるように頑張るので、マウンドに上がったらまた熱い声援をよろしくお願いします。

 

サファテ まずは体をしっかり治して1年間怪我をしないこと。そうすればチームに貢献できるはずだ。そしてリーグ優勝と日本一。名球会入りも果たしたいね。クローザーには必ず戻るよ。(※名球会入りまで残り16セーブ)

 

池田 僕の個人的な思いですが、シーズン終わった後にもう一回、この二人でやれたらありがたいんですが。

 

森 リーグ優勝したらやりましょう!

 

サファテ イエス。でも、今年1年間は二人とも筑後(2軍3軍)にいるかもしれないけどね(笑)

 

森 ハハハ(笑)

 

池田 まあ、1年間怪我しないように頑張ってください。ありがとうございました。

 

森 ありがとうございました。

 

サファテ アリガトウゴザイマス。

 

 

以上です。

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