2017年の3月にMBSラジオで放送された「亀山努のスポーツマンデー」でマック鈴木が16歳でメジャー挑戦した当時のお話を元阪神の亀山努とアシスタントの市川いずみが語っております。
亀山 マックは8ヵ国で野球をこれまでやってきて。
鈴木 はい。
亀山 これ同じベースボール。1つのボールを投げて打って捕って走ってっていう根本は一緒だと思うんですけど国によっても気質というんかな、それも含めて多分違うだろうと思いますのでその辺を含めてマックには聞いていきたいと思います。まず、1番野球の質が高いなと思った国はどこですかね。
鈴木 日本と言いたいところなんですけど、やっぱり人口を考えますと必然的にアメリカになってくるんですよね。
亀山 はい。
鈴木 はい。もう人口の割合が全然違いますから。野球をする。 そうなってくると質の高い選手も増えてくるんじゃないかなということで。
亀山 はい。
鈴木 それを補うために日本の選手は凄く練習をして追い付こうとしてるという形ではないでしょうか。
亀山 マックもそもそもは、全員どの国の選手も、頂点を目指すためにアメリカを目指していきますし。
鈴木 はい。
亀山 マックもそもそもは用具係、洗濯係からのスタート。
鈴木 そうなんですよ。
市川 え、凄い。それで球団に関わり始めて選手になられたということですか。
鈴木 そうですね。
市川 凄いですね。簡単にそうですねとおっしゃいますけど(苦笑)
亀山 市川さんはさっき旅行に行きたいって話をしてましたやんか。
市川 はい。
亀山 マックはなんぼ持って行ったんでしたっけ、アメリカに。
鈴木 えー600ドル(だいたい6万円)です。
亀山 フフフフ(笑)
市川 600ドル!?
鈴木 はい。
市川 え!?どうやって生活したんですか(笑)
亀山 右も左も分からない国に600ドル持って行ったらしいです。
鈴木 球場に寝泊りですよ。
亀山 うん。
市川 だって英語もね、全然喋れない状態で行ったってさっきおっしゃって。
鈴木 そりゃそうです。野球しかしてこなかったのに。
亀山 ハハハ(笑)
市川 凄いですね。
亀山 そうやって考えたら、凄いなと思うんですよね。野球という武器1つだけで、彼は8ヵ国行ってきたわけでしょ。
市川 はい。
亀山 ということは、誰よりも野球を我々が見てる野球じゃない、もっと深いところまで世界の野球を知ってると思うんでね。
以上です。
マックは高校時代にトラブルを起こして学校を辞めてしまってメジャーに飛び出して行くことになったんですよね。