2018年5月6日にNHKで放送された「サンデースポーツ2020」で北海道日本ハムファイターズのルーキーの清宮幸太郎の打撃センスについて元西武中日の和田一浩がNHKアナウンサーの大越健介とNHKアナウンサーの副島萌生(以下アナ)と共に語っています。

 



アナ 今日も内野安打で1軍デビューから5試合連続のヒットとなりました。

 

大越 和田さん、これだけ注目されている中でプレッシャーもあるでしょう。結果を残していますね。

 

和田 はい。

 

大越 本物ですね。やっぱり。

 

和田 まあ、本物かどうかはちょっとまだ分からない。

 

大越 分からない。厳しいですね。

 

和田 まだ壁はあると思いますけども、やはり期待に応えられるモノを持っているのは本当に凄いなと思いますね。

 

大越 うーん。

 

アナ 和田さんが清宮選手の力を感じたという打席があるんです。ご覧ください。

 

 

【その映像を見ながら】

アナ 木曜日(5/3)の試合、楽天の辛島投手のスライダーにタイミングが合わず2打席連続で三振に倒れます。それでも、第3打席に「狙っていた」とそのスライダーを打ち返してライト前ヒット。

 

大越 和田さんの解説を聞きながらこの野球中継を見ていたんですが。

 

和田 はい。

 

大越 辛島投手は非常に制球が良くて、スライダーがキレて、それで清宮選手は実際に打ち取られていたんですが、それを狙い打ったっていうあたりがちょっと並の選手のじゃないなと思ったんですよね。

 

和田 いや、私もそのように感じたんですけども。

 

大越 はい。

 

和田 彼は高校から入って1年目で本当にデビューしたばっかなんですよね。

 

大越 そうですね。

 

 

和田 そういった事が出来る選手っていうのは、ある程度経験を積んで何年もレギュラーを張ってきた選手がするような事をもういきなりやってしまっているんですね。

 

大越 決め球を打っちゃう。決め球だからこそ、打っちゃうっていう。狙いにいく。

 

和田 逆に相手の1番いい球を打ちにいくっていう、そういったあたりも非凡さというか、感性の良さ。

 

大越 あぁ。

 

和田 野球選手としての頭の良さというんですかね。

 

大越 なるほど。

 

和田 ただ飛ばすだけじゃなくて、そういった技術は凄いなという感じ、そういう印象を受けましたね。

 

大越 じゃあ、先ほどのヒットをスライダーを狙い打った打席を1球1球見てみましょうか。

 

【その映像を見ながら】

アナ 1球目ストレートを見送ります。2球目、これもストレートを見送り。更に3球目、変化球(多分カーブ)のボール球を見送って、4球目(ストレート系の球)も見送ります。バットをなかなか振りません。そして、5球目。ストライクゾーンに来たスライダーを逃しませんでした。(ライト前ヒット)

 

大越 辛島投手は悪いピッチングじゃないですが、魅入られたようにスライダーを投げて、魅入られたように打っちゃいましたね。もうなんて言うんでしょうか、勝負師の風情というんでしょうか。

 

和田 はい。

 

大越 そんな感じがしました。

 

和田 そうですね。相手バッテリーと勝負が出来ているという状況というのは本当にスゴいと思うんですけど、普通の選手であれば、なかなか自分のバッティングに一生懸命になってしまって、バッテリーに操られてしまうんですけど。

 

大越 はい。

 

和田 キャッチャーは百戦錬磨の嶋捕手だったんですけども、そのキャッチャーとしっかりと勝負が出来ているというところが大したもんだなあと僕も球場で見ていました。

 

大越 なるほど。

 

 

以上です。

相手の決め球を待っていたんでしょうか。それが出来ているとしたら一流のバッターの駆け引きをすでにしていることになりますね。高卒1年目でこれってヤバいでしょ。

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